福岡工業大学と包括的連携協定を締結している古賀市では、2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次古賀市総合計画に市民、地域、事業者、各種団体等の幅広い主体のニーズや課題を反映するため、タウンミーティングや団体・事業者ヒアリング等を実施しながら策定を進めています。古賀市から若い方の感性を計画に取り入れたいとの要望があり、今年度の社会環境学部社会環境学科の木下研究室のゼミナール授業で、3年生15名が4グループに分かれて古賀市の課題について調査し、解決策を考案してきました。
12月25日(金)古賀市役所にて、大学生13名が田辺市長を前に古賀市のまちづくりに対する政策提言を実施しました。冒頭、田辺市長より「これから発表していただく内容は古賀市の現実のまちづくりに取り入れるべきものは取り入れていくため、極めて重要な意味を持つので緊張はあるかもしれないが楽しく臨んでください。」との挨拶の後、学生は、①古賀駅前の再開発について②Uターンしたい都市づくり③環境・ごみ問題④子育て教育の4つのテーマで発表を実施しました。ユニバーサルデザインを取り入れた商業施設の建設や、バスの利便性向上、子どものころから環境問題に関心を持たせるような取り組みを行うなどの提言発表に対して、対話形式で市長より講評を頂きました。市長からは「どれも古賀市や日本各地の重要な課題。皆さんから頂いた意見はしっかりと総合計画づくりにつなげていきたい。」とのコメントを頂き、約2時間の発表会を終えました。
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