「地域創生入門」~介護予防事業におけるICTやテクノロジーの活用~
12月24日(木)福岡工業大学にて、教養力育成科目「地域創生入門」の第13回目の授業として、「篠栗町の介護予防事業におけるICTやテクノロジーの活用」をテーマに20名の学生が篠栗町の三浦町長、福祉課職員を前にプレゼンテーションを実施しました。
「地域創生入門」は全国的な地域の傾向を理解すると共に、近隣地域の現状と課題に着目し、問題発見・問題解決策を考察することを目的とした授業です。今年度は社会環境学科の楢﨑兼司教授指導のもと、包括的連携協定を締結している篠栗町にご協力いただき、篠栗町の介護予防事業をテーマとして学生たちは4つのグループに分かれて課題発見、解決策の考案を行ってきました。この日は、コロナウイルス感染症対策を充分に講じたうえで篠栗町役場より参加いただいた三浦町長、福祉課平山課長、西村課長補佐、甲斐田様4名の前でプレゼンテーションを行い質疑応答、講評を頂きました。
学生たちは課題として、介護予防を高齢者だけでなく全世代へ関心を持ってもらうことや、年々増加する要介護者を減少させることなどを挙げ、解決策として介護事業の拠点である「オアシス篠栗」の利用者増の提案や実際に提供されている健康を促進する様々なアプリの紹介、まだ製品化されていないが着るだけで健康に関する様々な情報を得ることができるようなスーツや、ホログラムによるタッチ操作や会話によるコミュニケーションが可能な腕時計などを提案しました。
三浦町長からは「どのグループも大変面白い内容のプレゼンテーションで、アプリの話は3系統あったがその他にももっと紹介があると嬉しい、健康状態が確認可能となるスーツは近い将来実現する気がしてワクワクした」という好意的な講評を頂きました。学生は三浦町長をはじめ篠栗町よりご参加いただいた方々へ、プレゼンテーションをする機会を提供していただいたことと、授業で得ることができた学びに対する感謝を伝え、授業は終了しました。
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