文部科学省主催「第10回サイエンス・インカレ」の書類審査を本年度も通過(9年連続)し、福岡工業大学はFITポケットラボの3人がファイナリストとして出場が決定しました。
審査会は1月29日(金)にオンラインで開催予定です。
*『サイエンス・インカレ』は、全国の学部生等を対象として行われる、文部科学省主催の研究発表会です。自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に開催されています。
分 野:数学・情報系
研究課題:全⼈⼯膝関節置換術における膝蓋⼤腿関節と脛⾻⼤腿関節のリアルタイム荷重バランス計測システムの開発
整形外科で行われている全人工膝関節置換術中において、内外顆荷重バランスは術者の経験で行われています。そこで、昨年度は内外顆荷重バランスを測定できるシステムを開発し、臨床応用を検討しました。今年度はそれを発展させると同時に、膝蓋骨コンポーネントにかかる荷重と荷重方向を定量化できるシステムも開発しました。
研究課題:全⼈⼯膝関節置換術における膝蓋⼤腿関節と脛⾻⼤腿関節のリアルタイム荷重バランス計測システムの開発
整形外科で行われている全人工膝関節置換術中において、内外顆荷重バランスは術者の経験で行われています。そこで、昨年度は内外顆荷重バランスを測定できるシステムを開発し、臨床応用を検討しました。今年度はそれを発展させると同時に、膝蓋骨コンポーネントにかかる荷重と荷重方向を定量化できるシステムも開発しました。
Ⓑさん:入学時より医工連携に興味があり、去年も医工連携を題材にサイエンス・インカレに応募しました。去年はコロナの影響で中止になりましたが、諦めきれず去年の悔しさをバネに今年も医工連携の研究を行いました。研究活動で1番身についたのは計画力です。特に、今年はコロナの影響で研究の開始が遅れたため、去年身についた計画力がなければ、論文完成は難しかったと考えています。サイエンス・インカレでの研究発表では悔いの残らないよう全力で頑張ります。
Ⓒさん:以前から医療工学に関わる研究を行いたいと考えていましたが、1,2年次では教職課程を履修していることもあり、自主研究を行う時間がありませんでした。昨年度、サイエンス・インカレに参加した友人の話を聞いて、自分も自主研究を行い発表したいと考えていました。そこで、今年度は昨年度の研究を発展させると聞き、参加することに決めました。サイエンス・インカレでは、自分たちの研究に興味を持ってもらえるように、自信を持って発表したいと思います。
Ⓐさん:高校生の時から人工関節に関して興味があり、本学で研究しています。1人で日本語を学んで論文を作成することは大変なことでしたが、先輩方に一から全てを教えて頂きました。ありがとうございました。一緒に研究する過程の中で、先輩方の研究に対する情熱に強く共感し、それは私の原動力になってサイエンス・インカレの発表までしたいという目標を立てるようになりました。そして、その目標を達成できてとても嬉しいです。最後まで最善を尽くして仕上げたいと思います。
『FITポケットラボ』は、研究室へ配属前の学生が、先輩学生の指導を仰ぎながら自主的に研究活動に打ち込むことのできる、情報工学部(4学科)の取組みです。サイエンス・インカレで成果を研究発表することを最終目的としていますが、オープンキャンパスや大学イベントで開発したシステムを展示したり、地域のイベント等に参加して子供たちにサイエンスの面白さを伝えたりしています。毎年4月に募集をしていますので、自主研究をしたい学生の参加を待っています。
【2020年度各学科指導教員】
前田洋教授(情報工学部長)/ 福本誠教授(情報工学科)/ 松尾慶太教授(情報通信工学科)/下戸健准教授(情報システム工学科)/丸山勲准教授(情報システム工学科)/田嶋拓也教授(システムマネジメント学科)
前田洋教授(情報工学部長)/ 福本誠教授(情報工学科)/ 松尾慶太教授(情報通信工学科)/下戸健准教授(情報システム工学科)/丸山勲准教授(情報システム工学科)/田嶋拓也教授(システムマネジメント学科)
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