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Channel: 新着情報|福岡工業大学
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第三者評価―格付「A+」と「AA-」の更新について

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2つの格付会社が学校法人福岡工業大学の格付を更新しました。

経営・財務の安定性で高い評価

2020年にR&Iの格付が[A]から[A+]に、2021年にはJCRの格付が「A+」から「AA-」に上昇し、本学園の運営に対する格付け会社の評価がますます高まっています。

詳しくはこちらをご覧ください。>>

 

お問い合わせ

福岡工業大学 経営企画室
TEL:092-606-0618

 

 

 


新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

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1月17日(日)に本学学生1名が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが判明しました。

 

属性判明日現在の状況
学生2021年1月17日(日)療養中

 

保健所等関係各所と連携しながら学生のケアおよび感染予防・拡大防止に必要な措置を講じてまいります。

陽性が確認された学生の一日も早い回復をお祈りするとともに、陽性者および関係者等の人権尊重と個人情報の保護に、ご理解とご配慮をお願いいたします。

 

本件に関する問い合わせ先

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607

 

 

【重要】新型コロナウイルス感染症拡大に伴う本学の基本方針について(1月18日更新)

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学生、卒業生、来訪者、関係者の皆様

福岡工業大学
福岡工業大学短期大学部

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う
本学の基本方針について

1/13(水)の福岡県を対象とした緊急事態宣言を受け、本学では、より一層学生・教職員の安心安全を第一に感染防止対策に全力を尽くす所存です。

今回の緊急事態宣言および福岡県の緊急事態措置においては、教育機関に対する一斉休校等の要請はなされておらず、大学に対しては文部科学省より、『対面授業と遠隔授業を効果的に活用する等、学生の学修機会の確保と感染防止の徹底の両立を図ること』が求められております。
これら政府や関係省庁の指針等に準拠し、基本方針を以下のとおりといたします。
皆様の引き続きのご理解とご協力をお願いします。

1.大学生・大学院生・短大生の授業への対応について

文部科学省の対処方針に従い、これまで通り感染防止を徹底した上で対面授業と遠隔授業を併用し対応します。

2.学生の課外活動及びその他の対応について

全ての課外活動を、当面の間禁止します。

3.本学および関連施設への立ち入りについて

緊急事態宣言期間中、関係者以外の校内および関連施設への立入りを原則禁止します。ご用件がある場合は、関係部署に直接お問合せください。

4.本学が実施する入学者選抜について

本学一般選抜については、政府からの要請に応じ感染対策を徹底したうえで予定通り実施します。ただし、今後の政府からの指示によっては予定を変更する場合もありますので、その場合は本学ホームページでご案内します。

5.エクステンションセンターの講座について

現在実施中の対面による夜間講座につきましては、緊急事態宣言期間中は20:00までとさせていただきます。学生対象講座・検定の申込につきましては、エクステンションセンターにお問い合わせください。

6.その他

本学が資格試験などの会場となっている場合は、主催者が発信する情報をご確認下さい。

 


 

【学生の皆様へ】

  • 授業の実施内容など、今後の感染状況によっては変更になる場合があります。学生の皆さんは myFIT の情報を必ず確認してください。就職活動に関する内容もmyFITで確認して下さい。
  • 「会食」や「飲み会」は言うまでもなく、不要不急の外出の自粛をお願いします。
  • 体調不良時や体調に異変を感じたら登校を控え、医療機関ならびに大学へ連絡をしてください。


5月1日更新 「今学期の学校運営、経済的支援、学納金の取り扱いについて」はこちら→
大学「5月7日からの授業開始に向けての準備について」はこちら→
大学・大学院「遠隔授業を受けるための準備について」はこちら→
短期大学部「遠隔授業を受けるための準備について」はこちら→

 

お問合せ一覧

 

 

新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

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1月15日(金)に本学学生1名が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが判明しました。

 

属性判明日現在の状況
学生2021年1月15日(金)療養中

 

保健所等関係各所と連携しながら学生のケアおよび感染予防・拡大防止に必要な措置を講じてまいります。

陽性が確認された学生の一日も早い回復をお祈りするとともに、陽性者および関係者等の人権尊重と個人情報の保護に、ご理解とご配慮をお願いいたします。

 

本件に関する問い合わせ先

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607

 

 

2021年度【3教科型選抜】における追試験の実施について

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福岡工業大学では、2/9(火)・2/10(水)に実施する「2021年度3教科型選抜」において新型コロナウイルス感染症に罹患または濃厚接触者となったために、受験できなくなった受験生を対象とした追試験を 2/24(水)に実施します。
対象となる受験生で、追試験を希望する方は、以下のとおり申請してください。

1.追試験の対象となる受験生

当初の願書受付期間内に出願を完了した後に以下の事項に該当する方

  • 新型コロナウイルスに陽性であることが確認されており、完治されていない方
  • 保健所から濃厚接触者と特定され、PCR 等の検査結果にかかわらず、試験当日までに観察期間が終了していない方

以上の方は、2/9(火)・2/10(水)の受験はできません。追試験の受験申請をお願いします。
また、無症状の濃厚接触者となった場合も、本試験は受験できませんので、追試験の対象となります。

2.追試験の申請方法

  • 2/8(月)の午前10時までに、新型コロナウイルス感染症等の罹患または濃厚接触者となったために本試験を欠席することを入試課へ連絡して下さい。その後の手続きをご案内します。

注①:新型コロナウイルス感染症と認められない体調不良での欠席については、追試験の対象とはなりません。
注②:追試験の試験会場は福岡工業大学会場のみとなります。地方試験会場はありません。

 

 

お問い合わせ

福岡工業大学 入試課
TEL:092-606-0634
FAX:092-606-7357
(窓口受付/平日9:00~17:00)

入試課お問合せフォーム

 

 

 

2021年度一般選抜(一期Aおよび一期B)における試験日振替について

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福岡工業大学短期大学部では、2/1(月)に実施する「2021 年度一般選抜(一期 A)」および2/9(火)に実施する「2021 年度一般選抜(一期 B)」において新型コロナウイルス感染症に罹患または濃厚接触者になったために受験できなくなった受験生につきましては、一般選抜(二期)に振替を行います。
対象となる受験生で、振替での受験を希望する方は、以下のとおり申請してください。

1.振替の対象となる受験生

当初の願書受付期間内に出願を完了した後に以下の事項に該当する方

  • 新型コロナウイルスに陽性であることが確認されており、完治されていない方
  • 保健所から濃厚接触者と特定され、PCR等の検査結果にかかわらず、試験当日までに観察期間が終了していない方

以上の方は、2/1(月)一期Aおよび 2/9(火)一期Bの受験はできません。振替の受験申請をお願いします。
また、無症状の濃厚接触者となった場合も、本試験は受験できませんので振替の対象となります。

2.振替の申請方法

  • 一期Aおよび一期Bそれぞれの本試験が実施される前日の午前10時までに、新型コロナウイルス感染症等の罹患または濃厚接触者となったために本試験を欠席することを入試課へ連絡してください。その後の手続きをご案内します。

3.振替試験(二期)について

  • 試験日:2021年3月11日(木)
  • 会  場:本学B棟
  • 集合時間:午前9時40分
  • 試験科目:数学、自己アピール文(記述式)

注:新型コロナウイルス感染症と認められない体調不良での欠席については、振替の対象とはなりません。

 

 

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TEL:092-606-0634
FAX:092-606-7357
(窓口受付/平日9:00~17:00)

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[電子情報工学科]江口啓教授が国際会議ICPE2020においてBest Oral Presentation Awardを受賞

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2020年12月19日(土)~21日(月)の期間に開催された、国際会議ICPE2020 (2020-The International Conference on Power Engineeringにおいて、

電子情報工学科の江口啓教授が、Best Oral Presentation Awardを受賞しました。
今年度の江口教授の国際会議における受賞は、3度目(江口研究室では、今年度5度目)となります。

同国際会議は、広州大学(Guangzhou University)と電子科技大学(University of Electronic Science and Technology of China)によって、中国・広州(Guangzhou)で開催予定でしたが、世界的な新型コロナウィルスの流行を鑑み、Zoomを使ってのオンラインでの開催となりました。

電子情報工学科江口啓教授

同国際会議において江口教授は、論文題目「A Stacked Cockcroft-Walton High Voltage Multiplier for 220 V at 50 Hz inputs」(著者:江口啓教授・福岡工業大学,中島大吾・福岡工業大学,都旺緑 博士研究員・福岡工業大学,Farzin Asadi 教授・Maltepe University, Turkey)と、論文題目「An LED Driver Connecting a Nested-type SC Converter and an SI Buck-Boost Converter in Parallel」(著者:江口啓教授・福岡工業大学,柴田 亮・福岡工業大学,都旺緑 博士研究員・福岡工業大学,Farzin Asadi 教授・Maltepe University, Turkey)の2件の研究発表を行いました。

その結果、84件の発表の中から江口教授の論文が、Best Oral Presentation Awardに選ばれました。

今回発表を行った論文の完成に当たっては、共著者となっている学生2名の尽力が大きく、実験回路の作製とデータ測定を担当してくれました。今後も教員と学生が協力し、江口教授の研究室から、素晴らしい研究成果が出ることを期待したいと思います。

江口教授のZoomによる発表の様子

 

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2020 KMITL×FIT Cross-Education Project始動!

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2020 KMITL×FIT Cross-Education Projectとは、本学提携校であるタイ・モンクット王工科大学(KMITL)の学生と福岡工業大学(FIT)の学生がグループとなり、英語によってコミュニケーションを取りながら、お互いの大学のプロモーションビデオを協力して作成するという国際プロジェクトです。(詳細>>

2021年1月11日(月)に、2020 KMITL×FIT Cross-Education Projectの第1回目の会議を、Zoomを用いて実施しました。

本プロジェクトは、江口啓教授(本学電子情報工学科)、Amphawan Julsereewong准教授(KMITL)、Sawai Pongswated准教授(KMITL)によって立案・運営されており、今回は合計44名の学生(KMITL:34名、FIT:10名(電子情報工学科3年生8名、4年生1名、電気工学専攻1名))が参加しています。

第1回目の会議においては、教員による本プログラムの説明後、英語による参加学生の自己紹介が和やかに行われました。

今後、参加学生は、3月22日(月)を締め切りに、各大学のプロモーションビデオを協力して作成することになります。皆様方のご協力とご声援を、宜しくお願い致します。

KMITL学生有志によって作成された2020 KMITL×FIT Cross-Education Projectのポスター
Zoomによる第1回目ミーティングの様子

 

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【ニュースリリース】避難所運営、デジタルで効率化【マスコミの方へ】

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~BLEビーコン、AIシステムで漏れなく、効率的な避難所運営~

地震や台風、豪雨などの大規模災害の発生時に設置される自治体の避難所について、福岡工業大学情報通信工学科の石田研究室はコンピュータやAIによるシステムを使って、効率的な情報把握や運営をする研究を進めています。東日本大震災の際、発生から1週間で設置された避難所は2000以上に上り、自治体やボランティアの人的資源も限られる中で避難所の運営は困難を迫られました。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、今後の災害発生時には避難所の収容人数の大幅な見直しと分散避難が必要になるなど、新たな課題も生じています。石田研究室では小型のコンピュータ端末「BLEビーコン」を用いて避難所に出入りする人の数や性別、住所などの情報をタッチレスで送受信し、集計するシステムを開発しました。また、それらのデータと過去の災害対応データを組み合わせ、AIがその自治体や避難所にとって最適な人員数や物資量を自動的に判断するシステムも開発しています。データとAIの力で漏れの無い、効率的な避難所運営を行う。新しい研究にご着目ください。

 

被災者は今どこに?何人?小型コンピュータ「ビーコン」でタッチレス集計

小型コンピュータ、BLEビーコン。
直径5cm、26g。
Bluetoothで情報通信を行います。
石田研究室が開発したアプリ。
緊急時に登録する自分の安否情報を入力しておき、避難所でビーコンの半径10m以内に入ると自動的にその情報が自治体の支援システムに送られ、自治体は安否情報を集約し、支援に役立てます。
通信キャリア各社が提供する災害用伝言板の安否情報共同サイト「J-anpi」にも情報登録が可能です。
支援業務を行う職員やボランティアの人数にも限界がある中で、出入りする避難者の正確な集計を行うことは困難です。石田研究室が開発したシステムを用いる場合、避難者は平常時にアプリに自分の情報を登録しておきます。
被災時に避難所へ行き、BLEビーコンの半径10m以内に立ち入ると、ビーコンが自動的に被災者とメッセージのやり取りを行い、今出入りを記録。「今その避難所にいる人数」をリアルタイムで集計出来ます。
自治体の担当者向けの管理画面。避難者の出入りを反映した最新データを確認できます。
自治体が避難所の支援を行う上で最も重要なのは実際に避難所にどのような人(性別、高齢者、子供)が何人いるかという情報です
ビーコンに登録された情報は、自治体の管理画面に集約され、物資の配分などを判断する材料になります。
民間の施設を臨時で避難所にする場合も、ビーコンとシステムがあれば情報の把握を行うことが可能です。退出する場合に次の行き先を登録してもらえれば、支援の漏れもなくすことが出来ます。

 

効率的な物資、人員の配置は?AIが提案

多くの避難所が開設された場合に、どの避難所にどれくらいの物資を送るべきか。また、効率的な支援のためには自治体の組織内でどれくらい人員や機材を配置するべきか。担当者はケースごとに判断を行う必要があります。
このシステムはこれまでに自治体が過去の災害時にどのような対応をしてきたかをAIが分析。過去の同規模の災害時を振り返って、どのようなリソース配分を行うことが必要か、その時点で最適と考えられる提案をしてくれます。
これによって、迅速かつ過不足のない物資や人員の配置を行うことで、災害支援を速やかに行うことが出来ます。各自治体にある過去の災害対応のデータをAIの学習材料として共有できれば、より精密な予測も実現できます。

 

研究者紹介

石田智行 准教授

福岡工業大学 情報通信工学科

民間企業での勤務を経て、2006年~2013年まで岩手県滝沢市役所に勤務。自治体職員として東日本大震災を経験し、初動対応や支援活動にあたりました。茨城大学工学部助教、講師を経て、2018年~福岡工業大学情報通信工学科准教授。自らが現場で感じた災害対応の課題に応えようと研究に取り組み、研究室メンバーとともに様々なシステムを開発しています。

 

取材のお申込み・本件発信部署

福岡工業大学 広報課(担当:池田)
TEL:092-606-0607

取材のご依頼は下記申込書(PDF)をご記入のうえ、
FAX(092-606-7357)またはメール(kouhou@fit.ac.jp)にて本学広報課にご送信ください。

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

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1月21日(木)に本学学生1名が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが判明しました。

 

属性判明日現在の状況
学生2021年1月21日(木)療養中

 

保健所等関係各所と連携しながら学生のケアおよび感染予防・拡大防止に必要な措置を講じてまいります。

陽性が確認された学生の一日も早い回復をお祈りするとともに、陽性者および関係者等の人権尊重と個人情報の保護に、ご理解とご配慮をお願いいたします。

 

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[篠栗町×福岡工業大学]「地域創生入門」篠栗町長へ大学生がプレゼンを実施

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「地域創生入門」~介護予防事業におけるICTやテクノロジーの活用~

12月24日(木)福岡工業大学にて、教養力育成科目「地域創生入門」の第13回目の授業として、「篠栗町の介護予防事業におけるICTやテクノロジーの活用」をテーマに20名の学生が篠栗町の三浦町長、福祉課職員を前にプレゼンテーションを実施しました。

プレゼン後に篠栗町職員、学生とで集合写真。

「地域創生入門」は全国的な地域の傾向を理解すると共に、近隣地域の現状と課題に着目し、問題発見・問題解決策を考察することを目的とした授業です。今年度は社会環境学科の楢﨑兼司教授指導のもと、包括的連携協定を締結している篠栗町にご協力いただき、篠栗町の介護予防事業をテーマとして学生たちは4つのグループに分かれて課題発見、解決策の考案を行ってきました。この日は、コロナウイルス感染症対策を充分に講じたうえで篠栗町役場より参加いただいた三浦町長、福祉課平山課長、西村課長補佐、甲斐田様4名の前でプレゼンテーションを行い質疑応答、講評を頂きました。

学生たちは課題として、介護予防を高齢者だけでなく全世代へ関心を持ってもらうことや、年々増加する要介護者を減少させることなどを挙げ、解決策として介護事業の拠点である「オアシス篠栗」の利用者増の提案や実際に提供されている健康を促進する様々なアプリの紹介、まだ製品化されていないが着るだけで健康に関する様々な情報を得ることができるようなスーツや、ホログラムによるタッチ操作や会話によるコミュニケーションが可能な腕時計などを提案しました。

三浦町長からは「どのグループも大変面白い内容のプレゼンテーションで、アプリの話は3系統あったがその他にももっと紹介があると嬉しい、健康状態が確認可能となるスーツは近い将来実現する気がしてワクワクした」という好意的な講評を頂きました。学生は三浦町長をはじめ篠栗町よりご参加いただいた方々へ、プレゼンテーションをする機会を提供していただいたことと、授業で得ることができた学びに対する感謝を伝え、授業は終了しました。

 

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[古賀市×福岡工業大学] 第5次古賀市総合計画策定過程へ大学生が参画

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福岡工業大学と包括的連携協定を締結している古賀市では、2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次古賀市総合計画に市民、地域、事業者、各種団体等の幅広い主体のニーズや課題を反映するため、タウンミーティングや団体・事業者ヒアリング等を実施しながら策定を進めています。古賀市から若い方の感性を計画に取り入れたいとの要望があり、今年度の社会環境学部社会環境学科の木下研究室のゼミナール授業で、3年生15名が4グループに分かれて古賀市の課題について調査し、解決策を考案してきました。

田辺市長と木下ゼミ3年生の集合写真。

12月25日(金)古賀市役所にて、大学生13名が田辺市長を前に古賀市のまちづくりに対する政策提言を実施しました。冒頭、田辺市長より「これから発表していただく内容は古賀市の現実のまちづくりに取り入れるべきものは取り入れていくため、極めて重要な意味を持つので緊張はあるかもしれないが楽しく臨んでください。」との挨拶の後、学生は、①古賀駅前の再開発について②Uターンしたい都市づくり③環境・ごみ問題④子育て教育の4つのテーマで発表を実施しました。ユニバーサルデザインを取り入れた商業施設の建設や、バスの利便性向上、子どものころから環境問題に関心を持たせるような取り組みを行うなどの提言発表に対して、対話形式で市長より講評を頂きました。市長からは「どれも古賀市や日本各地の重要な課題。皆さんから頂いた意見はしっかりと総合計画づくりにつなげていきたい。」とのコメントを頂き、約2時間の発表会を終えました。

古賀市のまちづくりに対する政策提言を行う学生たちの様子
提言後、田辺市長と学生で1時間の対話を実施

 

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『第10回サイエンス・インカレ』 i-Tech LAB.の「FITポケットラボ」から3名がファイナリストに!

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文部科学省主催「第10回サイエンス・インカレ」の書類審査を本年度も通過(9年連続)し、福岡工業大学はFITポケットラボの3人がファイナリストとして出場が決定しました。
審査会は1月29日(金)にオンラインで開催予定です。

*『サイエンス・インカレ』は、全国の学部生等を対象として行われる、文部科学省主催の研究発表会です。自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に開催されています。

<第10回サイエンス・インカレ>

 

分  野:数学・情報系
研究課題:全⼈⼯膝関節置換術における膝蓋⼤腿関節と脛⾻⼤腿関節のリアルタイム荷重バランス計測システムの開発

整形外科で行われている全人工膝関節置換術中において、内外顆荷重バランスは術者の経験で行われています。そこで、昨年度は内外顆荷重バランスを測定できるシステムを開発し、臨床応用を検討しました。今年度はそれを発展させると同時に、膝蓋骨コンポーネントにかかる荷重と荷重方向を定量化できるシステムも開発しました。
Ⓑさん:入学時より医工連携に興味があり、去年も医工連携を題材にサイエンス・インカレに応募しました。去年はコロナの影響で中止になりましたが、諦めきれず去年の悔しさをバネに今年も医工連携の研究を行いました。研究活動で1番身についたのは計画力です。特に、今年はコロナの影響で研究の開始が遅れたため、去年身についた計画力がなければ、論文完成は難しかったと考えています。サイエンス・インカレでの研究発表では悔いの残らないよう全力で頑張ります。
Ⓒさん:以前から医療工学に関わる研究を行いたいと考えていましたが、1,2年次では教職課程を履修していることもあり、自主研究を行う時間がありませんでした。昨年度、サイエンス・インカレに参加した友人の話を聞いて、自分も自主研究を行い発表したいと考えていました。そこで、今年度は昨年度の研究を発展させると聞き、参加することに決めました。サイエンス・インカレでは、自分たちの研究に興味を持ってもらえるように、自信を持って発表したいと思います。
Ⓐさん:高校生の時から人工関節に関して興味があり、本学で研究しています。1人で日本語を学んで論文を作成することは大変なことでしたが、先輩方に一から全てを教えて頂きました。ありがとうございました。一緒に研究する過程の中で、先輩方の研究に対する情熱に強く共感し、それは私の原動力になってサイエンス・インカレの発表までしたいという目標を立てるようになりました。そして、その目標を達成できてとても嬉しいです。最後まで最善を尽くして仕上げたいと思います。
『FITポケットラボ』は、研究室へ配属前の学生が、先輩学生の指導を仰ぎながら自主的に研究活動に打ち込むことのできる、情報工学部(4学科)の取組みです。サイエンス・インカレで成果を研究発表することを最終目的としていますが、オープンキャンパスや大学イベントで開発したシステムを展示したり、地域のイベント等に参加して子供たちにサイエンスの面白さを伝えたりしています。毎年4月に募集をしていますので、自主研究をしたい学生の参加を待っています。
【2020年度各学科指導教員】
前田洋教授(情報工学部長)/ 福本誠教授(情報工学科)/ 松尾慶太教授(情報通信工学科)/下戸健准教授(情報システム工学科)/丸山勲准教授(情報システム工学科)/田嶋拓也教授(システムマネジメント学科)

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[国際連携室]FIT VALE 2020(オンラインによる言語・文化交流プログラム)

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FIT Virtually Assisted Language Exchange

Fukuoka Institute of Technology, International Affairs January 2021

2020年12月、初めての試みとして日本・アメリカ間でのオンラインによる言語・文化交流プログラム「FIT VALE 2020」を実施しました。アメリカのネバダラスべガス大学(The University of Nevada, Las Vegas)と南フロリダ大学(The University of South Florida)との連携の下、本学学生6名,ネバダラスベガス大生3名、南フロリダ大生3名が参加、設定されたテーマに沿いプレゼンテーションや質疑応答をパートナーの学生と相互に行いました。中には日本語を学習している学生もおり、日本語と英語の両言語による交流も行うことができました。本プログラムはオンラインで気軽に言語・文化交流を行う機会を提供すること、コミュニケーションツールとしての英語に自信を持ち、今後の更なる言語学習・国際交流へのモチベーションを高めることをねらいとしました。

Week1

Students introduce themselves and ask/ answer questions

Week2

FIT students make mini Japanese lessons for American students

Week3

American students share how culture plays a role in their lives and make questions for FIT students

Week4

FIT students and American students present about their countries’ winter traditions and their hopes for 2021

Our Partner Universities

 

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『FIT学生団体サミット』を開催しました

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2020年12月18日(金)、E棟3階R1にて、FIT学生団体サミット2020を開催し、学生が自ら運営する4団体(FIT-join、FIT隊、FIT女子会、学生自治会)に所属している学生15名が参加しました。FIT学生団体サミットは各団体の活動を共有、理解し、そこから見えてくる学内及び団体における課題や解決策を学生同士で話し合う機会を持ち、今後の団体や個人の活動の進展に繋げることを目的に開催しています。今年度は、テーマを「コロナ禍における学生団体活動」とし、2020年度の活動の中で苦労した点や工夫した点を共有し、ウィズコロナ時代に対応した学生活動に向けてできることは何かを考え、団体同士の交流や活動の発展につながるサミットを目指しました。
また、今回は学内の学生及び教職員に活動を広く知ってもらうため、Teams(ライブ形式)で公開しました。

開催に当たり、FD推進室の長谷川室長が、コロナ禍で活動を続けていることへの労いと、この環境の中でより進んだオンラインのノウハウを生かして教職員と共に積極的に大学の学びと活動に取り組んでいってほしい旨の言葉をかけられました。
各団体が今年度の活動、苦慮した点などを発表したのち、グループワークを行い、各団体の意見に共感したり、新たな取り組み方に気づいたりしたことをまとめ、2021年度の活動に向けて発表しました。
発表では、苦労したこととして今年度は新入生に関するイベントや団体での活動が出来なかったため学生同士の交流が難しく、情報発信や共有が難しかったことが挙げられ、工夫したこととして対面でできない内容をオンラインで実施し、SNS発信などを取り入れたりしたことが報告されました。これらのことから、オンラインでできることは積極的に取り入れつつ、物事を進めるにあたっては一歩先のことを意識しながら計画していくことの大切さを学んだと発表がありました。さらに、次年度に向けて、どんな状況下であっても問題を解決する方法を考え、情報発信を迅速に行い、交流や活動を定期的に行えるような団体にしていきたいとの発表がありました。
発表後は交流会も行われ、普段接点のない他団体のメンバーともつながりができ、今後も続くと思われるウィズコロナの学生活動に前向きに取り組んでいく想いを共有することができました。

 

 

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「九州アプリチャレンジ・キャラバン2020コンテスト」優秀賞・メンター賞・企業賞など受賞!

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九州アプリチャレンジ・キャラバン(主催:九州アプリチャレンジ・キャラバン2020実行委員会、共催:福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議)は、エンジニアを目指す学生がもっと挑戦できる場が九州には不足しているという問題意識からスタートしたアプリ開発イベントで、今年で7年目を迎えました。一歩先ゆく実践的なプログラミングスキルや問題解決能力を身につけたいと感じている学生のためのこのイベントは、7月から順次開催されるイベントを通じてアプリの企画・開発を進め、最終ゴールである12月のコンテストを目指すものです。その過程で、現役エンジニアを含む協賛企業のメンター陣が、断片的な知識を総合的な開発力に変えるための知恵を提供し、学生の成長をサポートしています。
今年度は新型コロナウィルスの影響もあり、各イベントをすべてオンラインで実施しており、今回のコンテストもZoomとDiscordを使ったプレゼンとデモが行われました。コンテストには本学学生5名を含む24チームが参加し、審査員による、技術力、問題理解、チームワーク、プレゼンを評価基準とした厳正な審査の結果、最優秀賞(1チーム)、優秀賞(2チーム)、企業賞(6チーム)が授与されました。
優秀賞を受賞した学生は、「今回のアプリ開発では自分自身がプログラミングの知識もほとんどなかったため、壁にぶつかってばかりでしたが、チームのメンバーと協力をして解決するよう心掛けました。次は、もっと自由にアプリを開発できるようにプログラミングの勉強をしていきたい。」とコメントしました。

 

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学長メッセージ『令和3年度授業実施方針について』

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在学生の皆さん
本学に入学される皆さん
保護者、関係者の皆様

令和3年度授業実施方針について
~より深く、アクティブな学びを~

2021年1月29日
学長 下村輝夫

本学の本年度(後期)の授業が、1月27日をもって終了となりました。
本年度は、4月の緊急事態宣言下、入学式が中止、全面的な遠隔授業での前期開始となりました。特に1年生にとっては、仲間や友人を作る機会も少なく、思い描いていた大学生活のスタートとは異なる状況となってしまったかと思います。以降、感染状況の推移を睨みながら、実験・実習科目や少人数ゼミナールを端緒に、感染拡大防止策を講じながら、できる限り対面授業を拡大してまいりました。平穏とは言えず、変化も大きかった本年度の授業を、概ね円滑に実施し、終了できたのも、学生の皆さん一人ひとりが感染防止に努め、学びを深める努力を行ってきた結果であると考えます。ご支援ご協力戴いた関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。
本学は、実践型人材の育成を目指し、これまで、アクティブ・ラーニング型授業の全学展開及び教育の質保証に取り組んでまいりました。また、学びの定着を図るために学生同士のコミュニティ作りにも可能な限り目を向けてきました。今後もその方針に変わりはありません。
令和3年度の授業については、原則として対面授業を実施します。また、授業方法としては、学生・教員の十分な双方向性を第一に考え、これまでの本学のアクティブ・ラーニングの実践と、遠隔授業で培ったノウハウを基に、ICTを活用してさらに教育効果の高い授業の実現を図ります。
具体的には、本年度作成し、現在も蓄積を続けている動画コンテンツを効果的に活用し、予復習の教材として利用してもらうことや、事前に動画で学んだ内容を基に講義内でディスカッションを行うこと、整備が大きく進んだICTの仕組みを活用して授業の振り返りを行うことなどを積極的に取り入れていきます。学生のみなさんは、それらを十分に活用し、アクティブに(主体的に)、自らの学びを深めて戴きたいと考えます。
ただし、今後も新型コロナウイルス感染症の影響は継続することも予想されることから、感染の状況に応じ、一部を遠隔授業に移行せざるを得ない場合があります。また、対面授業においても、ICTを活用した様々な学びを実施する予定です。在学生はもちろん、4月に入学する新入生の皆さんも、それに備え、受講可能な環境(PCやネット環境等)の準備・整備をお願いいたします。
このような時期だからこそ、価値の創造、イマジネーション(想像)とクリエイション(創造)が強く求められています。本学で学ぶ皆さんは、是非とも、工学の基礎であるテクノロジー(技術)、そしてテクノロジーの根幹であるサイエンス(科学)と共に、その根底のフィロソフィー(哲学)を希求して戴きたいと願っています。

 

 

 

【重要】新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

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1月29日(金)までに、大学の男子学生寮(坦心寮)に入寮している学生14名が新型コロナウイルス感染症の陽性者と判断されました。本件については、1⽉26⽇(火)に男子寮の学生3名が陽性者と確認され、保健所の指導に基づき、寮生全員のPCR検査を行った結果、1月29日(金)に新たに11名の陽性が確認され寮内でクラスターが発生したと判断されたものです。

本学では、これまでも学生寮もキャンパス内と同様にできる限りの感染症予防対策を行ってきました。更に『新型コロナウイルス感染症拡大に伴う本学の基本方針について』(1月18日更新)で、緊急事態宣言を踏まえた対応について、部活動の禁止及び「会食」や「飲み会」不要不急の外出の自粛、等を呼び掛けています。緊急事態宣言下にある状況を踏まえ、保健所等関係各所と連携しながら陽性が確認された学生へのケアおよび感染予防・拡大防止に必要な措置を講じてまいります。

学生の一日も早い回復をお祈りするとともに、陽性者および関係者等の人権尊重と個人情報の保護に、ご理解とご配慮をお願いいたします。

 

本件に関する問い合わせ先

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607

 

 

[FD推進機構]「文部科学教育通信」に宮本知加子特任教員が寄稿しました

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ジ アース教育新社発行の大学教育をメインとしたテーマアップ通信「文部科学 教育通信」に、本学FD推進機構 宮本知加子特任教員が寄稿しました。

シリーズ大学教育を変える、未来を拓くインターンシップⅡの第15回と第17回に「インターンシップの新たな可能性―リモートインターンシップの成果と課題―」として、今年度全国に先駆けて一般社団法人産学協働人材育成コンソーシアム(CIAC)が実施したリモートインターンシップについて、その成果と課題について考察。
宮本特任教員は、このリモートインターンシップにおいて指導に携わり、11月に行われたインターンシップ推進フォーラムにおいて登壇しています。

シリーズ 大学教育を変える、未来を拓くインターンシップⅡ 第15回・第17回インターンシップの新たな可能性 -リモートインターンシップの成果と課題―

2020年夏、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、多くの大学でインターンシップの中止が余儀なくされる中、一般社団法人産学協働人材育成コンソーシアム(CIAC)では、2020年7月~9月にリモートインターンシップを実施し、17大学、15企業、61名の学生が参加した。(本学からは知能機械工学科3年生1名が参加)シリーズ第15回では、学生の体験談やアンケート結果をもとに、リモートインターンシップは学生にとってどのような体験となったのかという観点から成果と課題を、第17回では、受け入れ先企業の事後アンケ―トや振り返りから企業にとっての意義やメリットを踏まえ、今後のインターンシップの可能性について考察している。
今回のリモートインターンシップは、通常のインターンシップを実施できないために「とにかくやってみる」気持ちで飛び込んだ学生・企業の担当者・大学も多かったはずである。しかし、終了してみると非常に満足度は高く(“とても満足している”“やや満足している”を合わせて100%)、「リモートでも意外とできる」といった多くの声が上がった。その要因を検討すると、「リモートでは伝わりづらいから」こそ、理解できるように伝えなければならないという共通認識のもと、積極的な発言や自発的な行動に繋がっていることが示唆された。参加学生には、成長実感や行動変容が見られていることからも、通常のインターンシップと同様に成長の機会となり得たと考えている。今回のリモートインターンシップでは、リモートのメリットを活かして複数大学・複数企業の参加が実現できたこと、リモートでの仕事体験・仕事理解が出来たこと、生き方・働き方を考える機会としてのインターンシップのモデルケース(検討材料)として実施できたことは大きな成果であった。また、リモート環境で交流を深める難しさ、体験できる仕事の幅の狭さ、企業や業界理解の難しさといったリモートの限界も見えてきた。
一方、企業にとっては、今後必要となるであろうリモート環境における問題の洗い出しや情報収集の機会に加え、フィードバックの質の変化が見られた。このことから、代替としてのインターンシップではなく、人材育成の場としてもメリットを発揮できる可能性を秘めていると考えられた。これからも続くウィズコロナ時代において、避けては通れないリモートでの対応力を身に着ける貴重な機会となった今回のインターンシップを一つの検討材料とし、さらに知恵を出し合いながら今後のインターンシップの可能性を広げていきたい。

 

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【研究NOW!】「プラズマ」の分析、応用~新たなエネルギーで農業活性化へ~

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「プラズマ」とは?

物質の温度が上がり分子間の結びつきが弱くなることで、気体の分子から電子が飛び出した(電離した)状態。個体・液体・気体ではない物質の第4の状態と呼ばれています。他の物質の特性を変化させる作用があり、産業分野では素材の高機能化などに応用が進められています。また、医療分野でも低温プラズマを用いた治療機器の開発が研究されるなど、私たちの生活の様々な場面で活用が期待されています。

 

個体・液体・気体に続く物質の第4の状態であり、宇宙の成り立ちから私たちの身近な生活にまで及ぶ幅広い研究が進められている「プラズマ」。このプラズマを用いて、工学部電気工学科の北﨑研究室では、農作物の高付加価値化を目指す検証実験を始めています。実験では古賀市と連携して市の特産品である甘みの強いトウモロコシ「スイートコーン」の種にプラズマを照射。市内の(有)安武園芸様の協力を得てこの種を育て、将来の商品化を目指しています。
研究室はこれまでの研究でプラズマが植物種子の発芽や苗の成長促進に効果があることを実証済。

これを応用して、プラズマの力でスイートコーンを早く成長させることを目指しています。一般のコーンよりも早期の成長&市場出荷を実現し、市場で希少価値の高い時期に販売できれば、農家の収益向上にもつなげられます。高付加価値の農作物を生み出す北﨑研究室のチャレンジは続きます。

 

写真1:種子に30分間酸素プラズマ照射後、
           1週間栽培したカイワレ大根
これまでの研究でカイワレ大根の種にプラズマ照射することで
発芽の早期化、成長促進につなげられることを実証済。

 

【プラズマの農作物利用の利点】

農薬や遺伝子組み換えを用いず、残留性がなく環境に無害なプラズマを用いて植物細胞の成長を活性化させるため、種子の発芽時期、成長速度、収穫量を制御できる技術を確立できれば、計画農業の推進に貢献できる。農薬を用いずに農作物の長期保存や味などの改善が可能になれば、日本で生産された無農薬作物をより多く海外へ輸出することができ、日本の農業の発展に貢献できるとともに、高付加価値農産物として日本の優位性を維持できる。

 

北﨑 訓 助教

 

  • 工学部 電気工学科
  • 工学研究科
    修士課程 電気工学専攻 
  • 研究分野:原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ

 

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