福岡工業大学も参画している福岡未来創造プラットフォーム※(以下、PF)では、2019年より福岡の未来を担う人材育成に取り組んでいます。その一環として、大学の垣根を超えたネットワーク構築を目指すプロジェクト活動を実施しています。
2020年度は商店街活性化を通じた社会の課題解決に8大学53名の学生が参加。7グループに分かれて考えた内容を提案する企画コンペが11月13日に本学E棟R1講義室で開催され、学生40名、審査員4名、関係者9名が参加しました。新型コロナ感染防止に配慮しつつも、会場は熱気に包まれ大いに盛り上がりました。本学からは、知能機械工学科1年生とシステムマネジメント学科1年生が参加。知能機械工学科1年生のグループはタウン誌作成を商店街のリピーター客獲得の起爆剤にする「REVIVEプロジェクト」、システムマネジメント学科1年生は竹や牛乳パックを使った「地球にやさしいランタンフェスティバル」でコロナ禍でも楽しめるイベントを提案しました。
福岡市地域産業支援課、大橋商店連合会、香椎商工連盟、福岡大学地域連携推進センターの方々による審査の結果、今年相次いで中止された学園祭を商店街で開催する「未来は輝かしい祭~取り戻せ私たちの青春~」が1位に輝きました。採点で順位はついたものの、今後12月から1月にかけてすべての企画の実施を目指します。自宅の竹を切り出しモノづくりセンターで加工した学生は「結果には納得いかないけど、いろんな人と一緒にやれて楽しかったです!」と話していました。一方の学生のグループは意見の衝突を乗り越え、絆ではどのチームにも負けていなかったそうです。どちらも1年生ながらしっかりとチームに貢献している二人。福岡の未来を創るPFでの活躍にご期待ください!
新型コロナウィルス感染防止に配慮しつつ一時的にマスクを外して撮影。当日の学生達の様子は11月17日付の朝日新聞朝刊に掲載されました。
福岡未来創造プラットフォームとは
福岡都市圏15大学、産業界、福岡市が協力し、グローバル化、少子高齢化、情報化等に対応できる人材の育成、地元定着、福岡の魅力発信等、高等教育の振興や地域活性化の取り組みを産学官が一体となり進めています。
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