12月21日(土)レソラホール(福岡市中央区天神2-5-55 レソラ天神5階)において『九州アプリチャレンジ・キャラバン2019コンテスト』が開催され、参加学生は半年間にわたって取り組んできたアプリ開発の成果を発表しました。
九州アプリチャレンジ・キャラバン(主催:九州アプリチャレンジ・キャラバン2019実行委員会、共催:福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議)は、エンジニアを目指す学生がもっと挑戦できる場が九州には不足しているという問題意識からスタートしたアプリ開発イベントで、今年で6年目を迎えました。一歩先ゆく実践的なプログラミングスキルや問題解決能力を身につけたいと感じている学生のためのこのイベントは、7月から順次開催されるイベントを通じてアプリの企画・開発を進め、最終ゴールである12月のコンテストを目指すものです。その過程で、現役エンジニアを含む協賛企業のメンター陣が、断片的な知識を総合的な開発力に変えるための知恵を提供し、学生の成長をサポートします。
コンテストには本学学生7名を含む39チーム130名の学生が参加。第1部のデモブース発表を勝ち抜いた10チーム(本学1チーム含む)が第2部に進出しステージでのプレゼンに挑みました。
第1部のデモブース発表では、審査員に対して各チームは持ち時間8分の中で、プレゼンとデモを行いました。参加チーム数・参加人数は昨年度(17チーム52名)を大きく上回り、過去最多。今年はコアイベントを北九州市会場と福岡市会場で同時開催しています。
審査員として、情報工学部情報工学科 石原真紀夫准教授が参加。「第一印象は、昨年度に比べアプリの完成度の高さです。加えて、プレゼン力も高く、聞く人を惹きつける工夫が随所にみられました。ここで出会った方々や得られた経験は何ものにも代え難いものと思います。今後の活躍を期待しております。」
情報システム工学科4年生(中央)とチームメンバー。見事、第2部のステージ発表へと進出しました。
情報システム工学科4年生と1年生はアプリ「焼肉奉行」でコンテストに挑みました。
本学よりコンテストにエントリーしたのは情報工学部情報工学科1年生、情報システム工学科2年生2名、情報システム工学科4年生3名、システムマネジメント学科1年生の7名です。本学の情報システム工学科4年生は、他のコンテストで競い合ってきた他校に在籍する2人の「戦友」とチームを組み、プロジェクトの進捗状況からプロジェクトの達成確率を推測してユーザーにその確率に基づいた適切なアドバイスをするプロジェクト管理アプリを開発して見事、第2部のステージ発表へ進出。受賞こそ逃しましたが、審査員から技術力の高さを評価されました。他、本学より2チームが、過去問や対策問題を一定の範囲内で共有できるwebアプリや、自分の好みの焼き加減で焼き肉ができるタイマー機能webアプリを発表しました。本コンテストは、「知名度やイメージだけでなく、よい人材を育てる企業によい人材が集まる」ことが常識となる社会を目指し、企業で必要とされるITスキルや問題解決のアプローチを身に付けた人材の育成を目指すもので、来年もさらに多くの、大きな夢を描く九州の学生たちの参加が期待されています。
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