意欲ある学生をエンカレッジしたいという教員の思いから、低学年時からユニークな学術活動に専念でき、自主的に知的探究心を追及できるような環境を整えられ、「FITポケットラボ」は2012年に設立されました。
2020年度も前田洋情報工学部長の下、学生をエンカレッジしたいという情報工学部の各学科の教員が集まり実施されています。
新型コロナウィルスの影響でサイエンス・インカレの開催も心配されましたが、第10回大会はオンラインで開催されることになりました。今年度のFITポケットラボは、学部全体での募集ができませんでしたが、自主研究を希望し指導教員の許可を得た学生は、新型コロナウィルスの感染に注意しながらサイエンス・インカレのファイナリストに選出されることを目標として、研究活動を進めています。
文部科学省 サイエンス・インカレ
全国の学部生等を対象として行われる、文部科学省主催の研究発表会です。日本が将来にわたり、科学技術イノベーションを推進し、持続的に発展していくためには、課題設定能力、課題探求能力、プレゼンテーション能力を備えた次世代の科学技術を担う若者を育成していくことが必要であり、そのためには日頃の研究の成果について学生が切磋琢磨するとともに将来の研究活動へのインセンティブを沸き立たせる場を作ることが重要です。これらの状況を踏まえ、学生の能力・研究意欲を高め、創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に開催されています。i-Tech LAB.
本部棟3Fにあり、現在、「スマホアプリ開発プロジェクト(チャレキャラ)」、「学生主体地域連携プロジェクト(地域連携PBL)」、「FIT Pocket LAB.(ポケラボ)」の3つのプロジェクトが活動しています。
『FITポケットラボ』は、研究室へ配属前の学生が、先輩学生の指導を仰ぎながら自主的に研究活動に打ち込むことのできる、情報工学部(4学科)の取組みのことです。サイエンス・インカレで成果を研究発表することを最終目的としていますが、オープンキャンパスや大学イベントで開発したシステムを展示したり、地域のイベント等に参加して子供たちにサイエンスの面白さを伝えたりしています。
毎年4月に募集をしていますので、自主研究をしたい学生の参加を待っています。
2020年度各学科指導教員
前田洋教授(情報工学部長)
福本誠教授(情報工学科)
松尾慶太教授(情報通信工学科)
下戸健准教授(情報システム工学科)
丸山勲准教授(情報システム工学科)
田嶋拓也教授(システムマネジメント学科)
ダウンロード