東部地域大学連携学生が地域のデジタル防犯マップづくりに協力
11月18日(水)東部地域大学連携(福岡工業大学・九州産業大学・福岡女子大学)3校の学生・職員8名が合同で福岡県の学生防犯ボランティア連絡会議の取組として福岡工業大学周辺を約40分掛けて歩き「デジタル防犯マップ」を使った地域安全マップづくりの第1回目を行いました。
女性が被害者になりやすい性犯罪や子どもが不審者に声を掛けられる声掛け事案は、私達とも無関係ではありません。福岡県警によると2019年の福岡県内の性犯罪の認知件数は全国ワースト5位と高い水準で推移しており、性犯罪の根絶は三大重点目標の一つに掲げられています。また福岡県内での児童への声掛けやつきまといは学校再開後、休校期間の約3倍と多発しています。犯人は死角や暗がりに潜むなど、自分の存在を消すように行動します。犯人が身を潜める場所がなければ多くの犯罪は未然に防げることから、「犯罪を犯す機会をつくらせないまちづくり」が必要です。
「ながら防犯」で安全・安心なまちへ
福岡県では安全・安心まちづくり県民運動を展開しており、10月より学生防犯ボランティアを対象にした安全・安心を考える取組「学生防犯ボランティア連絡会議」を新型コロナウイルス感染拡大に配慮しWeb会議システムZoomを使用してオンライン講義の形式で行っています。
7回の講義のうち4回目の地域安全マップの作製は、日常生活の中で「ながら防犯」を行い、「入りやすい場所」「見えにくい場所」など危険な場所や安全な場所に気づき、「デジタル防犯マップ」に投稿するもので、集まった福岡工業大学のFIT女子会学生4名を含む東部地域大学連携の大学生5名・職員3名で2か所に分かれ大学周辺の通学路を歩き、チェックしながらデジタル防犯マップへの投稿を行いました。
活動に参加した学生からは「歩いてみて回ると講義で習った通りの状況が実際にあって驚いた」「自分の友人も性被害に遭ったことがあるので、今日気づいた点を日常の中でも応用して気を付けていきたい」などの感想が上がっていました。
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