Development of an artificial intelligence system using deep learning to indicate anatomical landmarks during laparoscopic cholecystectomy
情報システム工学科 徳安教授の論文が、内視鏡外科領域における国際的医学誌「Surgical Endoscopy」に掲載されました。論文のタイトルは「Development of an artificial intelligence system using deep learning to indicate anatomical landmarks during laparoscopic cholecystectomy」(「腹腔鏡下胆嚢摘出術中に解剖学的ランドマークを示すAIシステムの開発」)です。
このシステムは内視鏡手術において患者の体内の状態をAIが認識し、医師にモニター上で適切な手術部位のランドマーク表示を行い、効率的かつミスのない手術を実現するものです。徳安教授は、大分大学医学部・理工学部、オリンパス社との共同研究において、すでにAIナビゲーション手術の成功に貢献されており、それらの実績は社会から大きな注目を集めています。
この研究を基にオリンパス(株)が代表機関となり徳安研究室、大分大学、国立がん研究センター東病院、東京大学がコンソーシアムを形成し、未来の内視鏡手術システムの実用化と製品化を目指しています。このプロジェクトは2019年度より日本医療研究機構(AMED)の「先進的医療機器・システム等技術開発事業(先進的医療機器・システム等開発プロジェクト)」にも採択されています。(研究開発課題名「外科手術のデジタル・トランスフォーメーション:情報支援内視鏡外科手術システムの開発」)
→今回はSpringerからオープンアクセス論文として出版されました。
「Surgical Endoscopy」
Springer Science + Business Mediaが発行している査読付き医学雑誌で、米国消化器内視鏡外科学会とヨーロッパ内視鏡外科協会の公式ジャーナル。
Impact factorは3.209(2018)となっています。
Springer Science + Business Mediaが発行している査読付き医学雑誌で、米国消化器内視鏡外科学会とヨーロッパ内視鏡外科協会の公式ジャーナル。
Impact factorは3.209(2018)となっています。
徳安達士教授 博士(情報工学)
情報工学部 情報システム工学科
工学研究科 修士課程 情報システム工学専攻
工学研究科 博士後期課程知能情報システム工学専攻
第8代工学研究科長(2019年4月~)
研究分野:医用システム
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