工学部生命環境化学科 宮元展義准教授が、公益財団法人マツダ財団 第39回(2023年度)研究助成に採択されました。また、この助成対象の中から、 特に優れた研究であるとみなされ、「マツダ研究助成奨励賞」を受賞しました。
11月9日、マツダ財団より事務局長代理 本郷佳加様が来学され、贈呈書と奨励賞賞状を授与されました。今回、科学技術振興関係の分野において採択された宮元准教授の研究テーマは「ナノシート積層型ナノファイバーと複合化された環境適合型高機能高分子材料の開発」です。宮元准教授が開発している材料が、サステイナブルな材料としての応用が期待され、早期の技術確立と実用化に向けた進展が大いに期待されるとして評価されたものです。
11月9日、マツダ財団より事務局長代理 本郷佳加様が来学され、贈呈書と奨励賞賞状を授与されました。今回、科学技術振興関係の分野において採択された宮元准教授の研究テーマは「ナノシート積層型ナノファイバーと複合化された環境適合型高機能高分子材料の開発」です。宮元准教授が開発している材料が、サステイナブルな材料としての応用が期待され、早期の技術確立と実用化に向けた進展が大いに期待されるとして評価されたものです。
「ナノシート積層型ナノファイバーと複合化された環境適合型高機能高分子材料の開発」
本研究では、我々が最近開発した新素材である「ナノシート積層型ナノファイバー(NSナノファイバー)」を複合化した、環境適合型の高機能高分子材料を開発することを目的としている。具体的には、NSナノファイバーを導入した高強度ゲルおよびエラストマーの合成を試みる。NSナノファイバーは、積層した単分散無機ナノシートから形成されている。構造単位が非共有結合で連結したファイバーであるため、オンデマンド分解特性の付与も可能で、サステイナブルな新規ナノファイバー材料としての応用が期待される。
本研究では、我々が最近開発した新素材である「ナノシート積層型ナノファイバー(NSナノファイバー)」を複合化した、環境適合型の高機能高分子材料を開発することを目的としている。具体的には、NSナノファイバーを導入した高強度ゲルおよびエラストマーの合成を試みる。NSナノファイバーは、積層した単分散無機ナノシートから形成されている。構造単位が非共有結合で連結したファイバーであるため、オンデマンド分解特性の付与も可能で、サステイナブルな新規ナノファイバー材料としての応用が期待される。