11月10日(金)、株式会社デンソー九州と福寿工業株式会社による合同企業講話を、本学C棟地下ホールにおいて開催しました。本学のために、企業講話を行っていただいた株式会社デンソー九州様と福寿工業株式会社様に、心より御礼申し上げます。
本企業講話では、はじめに本学東京事務所所長の池田悦雄氏、ならびに、工学研究科長の江口啓教授から挨拶があり、続いて、株式会社デンソー九州の経営管理部総務人事室人事課森竹一雄様、ならびに、生産技術部第2生産技術室生産技術3課 花田遼平様(本学知能機械工学科卒)より、株式会社デンソー九州の事業内容や取り組みについて、ご講話いただきました。その後、福寿工業株式会社の執行役員中村忠嗣様より、福寿工業株式会社の紹介と取り組み、期待する社員像等について、ご講話いただきました。学生の皆さんはご講話にあった通り、自分の所属する学科・専攻の知識だけでなく、果敢にチャレンジしていく精神や人との繋がりを大切にしたコミュニケーション能力を鍛え、就活に望んでいただきたいと思います。本企業講話が、参加学生の皆さんの今後の就職活動とキャリア形成に大いに役立つことを期待しています。
■株式会社デンソー九州
北九州市八幡西区に本社を構える自動車部品の製造メーカーであり、熱機器製品、ディーゼル燃料噴射機器部品、ガソリンエンジン吸気系製品、自動車用ワイパー、ウォッシャーシステムなどの生産を行っています。同社は、1993年にデンソーの九州工場としてカーエアコンシステムの生産の開始し、2006年にデンソー北九州製作所として独立するとともに、ディーゼル燃料噴射製品の工場を設立、生産を開始しました。その後、2008年4月にデンソー広島工場を統合、2014年4月にデンソー九州に社名を変更しました。会社の使命として、「世界と未来をみつめ新しい価値の創造を通じて人々の幸福に貢献する」を掲げており、「1.魅力ある製品でお客様に満足を提供する」、「2.変化を先取りし世界の市場で発展する」、「3.自然を大切にし社会と共生する」、「4.個性を尊重し活力ある企業をつくる」を経営の方針としています。
■福寿工業株式会社
岐阜県羽島市にある自動車用金属加工部品の製造メーカーです。良いものをやすく社会にお届けするというポリシーを基盤に、高品質、高性能な製品づくりを目指し、生産設備を内製化し差別化を進めています。精密切削、鍛造、溶接、プレス、塗装などの生産ラインで、自動搬送、自動計測、自動刃具交換等の製造技術によって無人化、省力化、高生産性を追求しています。また、新事業においてはグローバルな視点に立ち、将来性の見込める製品の研究開発を着実に推進しています。