福岡県とタイ王国バンコク都が2006年に友好提携を締結したことを起点として、本学は2008年3月にタイのキングモンクット工科大学ラカバン校(King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang/以下KMITL)と学術交流協定を締結し、多様な分野で多岐に亘る連携事業を展開してきました。この度2023年5月26日(金)~5月27日(土)にかけてKMITL Business School(KMITLビジネス学部)の訪問団が初めて本学を訪問し、博士課程の学生14名および教員8名の総勢22名へ向けた短期日本研修を実施しました。訪問団は本学の大谷理事長への表敬訪問を行った後、倪副学長(国際担当)やグローバル化推進委員の藤井教授、江口教授、藤岡教授、赤木教授と面会しました。また、原田教授の英語授業の中で、社会環境学専攻の大学院生と意見交換を行いました。その後、福岡市や別府市で日本の実践的なビジネスの現場を視察しました。KMITLとの協定締結15周年を迎えた本年は、今後もKMITLの多様な学部との連携による学生・教職員の受入れを予定しており、今後の更なる両大学の発展的な連携事業が期待されます。
※博士課程の学生はプロフェッショナルとしてキャリアを持ちながら、KMITLビジネス学部で学んでいます
工学部学生は、研究室訪問をはじめ、ラズベリーパイを使用したPBLに参加しました。日本語学科学生は、本学で言語や文化を学ぶ授業を受けたほか、企業へのインターンシップを行いました。将来日本で働く希望を持つ参加学生もおり、貴重な体験となりました。
また、福岡県庁への江口副知事表敬訪問、福岡市施設(クリーンパーク・臨海、福岡市民防災センター)の視察、湯布院セミナーハウスへの研修旅行、大宰府天満宮訪問など、学外においても日本の文化や技術に多く触れることができました。
また、福岡県庁への江口副知事表敬訪問、福岡市施設(クリーンパーク・臨海、福岡市民防災センター)の視察、湯布院セミナーハウスへの研修旅行、大宰府天満宮訪問など、学外においても日本の文化や技術に多く触れることができました。
国際連携室GSL主催のイベントでは、在学生との交流が積極的に行われ、有意義な対面での国際交流の場となりました。本プログラムに参加した学生にとって今後の進路を検討する良い機会になることを願っています。