地域貢献・PBL
2023年3月9日(木)、包括的連携協定を締結している篠栗町と連携し、本学の学生14名が篠栗町の総合センター「クリエイト篠栗」にて、高齢者にスマートフォンの活用を促す「スマホ教室」を開催しました。
本学では、学部を問わず履修可能な教養力育成科目として「地域創生入門(教養力育成センター 楢﨑兼司教授)」を開講しており、連携協定を締結した2020年度からは篠栗町福祉課様と連携し、介護予防事業の企画を提案しています。今回のスマホ教室プロジェクトは、本科目を履修した学生が「提案だけでなく、自分たちで実践することで介護予防に貢献したい」という想いからメンバーを募り「大学生とスマホで遊ぼう」をテーマに学生主体で企画、実施しました。学生たちはスマホ教室を開催するにあたり、実際にスマホ教室を開催されたことのある篠栗町社会福祉協議会様や介護予防事業を行う篠栗町福祉課様、健康課様に意見をいただき内容を設計。また、スマホを利用した犯罪件数も増加傾向であることから、サイバーセキュリティの啓発を行うべく、事前に福岡県警察本部サイバー犯罪対策課様(本学と2022年に連携協定締結)の方にサイバー犯罪の現状や身の守り方、被害にあった時の対処法などをヒアリングし資料を作成しました。
当日は、65歳から86歳の18名の方に参加いただきました。5つの班に分かれて交流しながら、学生が無料通信アプリ「LINE(ライン)」の使い方や大学生のスマホ活用例を笑顔で丁寧に説明し、とても楽しく和やかな雰囲気で教室を実施。サイバーセキュリティの啓発では、学生がフィッシング詐欺や偽サイトに引っかからないよう熱く訴える姿に、参加者は真剣に聞き入っていました。
参加者からは「家でLINEを使う際に不安に思うことがあったが、今回参加して参考になる話が多く良かった、また参加したい」、「サイバー犯罪の注意喚起について、新聞で毎日のように高齢者の方が被害にあっていて、次は私かもしれないと危機感がありとても身に沁みました」などの声が聞かれました。プロジェクトの代表を務めた工学部知能機械工学科2年の近藤佑亮さんは「今回の教室は募集開始1時間で定員に達し、多くの方に必要とされている内容だと再認識しました。参加者の方々と楽しく交流することができて良かったですし、今後も改善しながら続けていきたいです。」と話していました。後日、参加された18名に加え、定員超過により参加できなかった19名の方からも要望があり、学生が作成した資料の提供を行いました。
参加者からは「家でLINEを使う際に不安に思うことがあったが、今回参加して参考になる話が多く良かった、また参加したい」、「サイバー犯罪の注意喚起について、新聞で毎日のように高齢者の方が被害にあっていて、次は私かもしれないと危機感がありとても身に沁みました」などの声が聞かれました。プロジェクトの代表を務めた工学部知能機械工学科2年の近藤佑亮さんは「今回の教室は募集開始1時間で定員に達し、多くの方に必要とされている内容だと再認識しました。参加者の方々と楽しく交流することができて良かったですし、今後も改善しながら続けていきたいです。」と話していました。後日、参加された18名に加え、定員超過により参加できなかった19名の方からも要望があり、学生が作成した資料の提供を行いました。