2022年11月18日(金)~19日(日)の期間にオンラインで開催された、国際会議ICPEA 2022 (2022 The 5th International Conference on Power and Energy Applications:http://www.icpea.org/) において、電子情報工学科の江口啓教授が、Invited Speech (招待講演)を行いました。同国際会議は、中国・広州のSouth China University of Technologyにおいて開催予定でしたが、世界的な新型コロナウィルスの流行を鑑み、Voovを使ってのオンラインでの開催となりました。同国際会議においては、世界各国の参加者によって、124件の口頭発表が行われました。また、会議の運営に当たっては、江口教授はProgram Co-Chair を務めました。
本国際会議では、米国・Denver UniversityのDavis Gao教授 (IEEE Fellow)、シンガポール・Nanyang Technological UniversityのJoe Dong教授 (IEEE Fellow)、韓国・Myongji UniversityのSeung-Jae Lee教授(IEEE Fellow)、中国・Harbin Institute of TechnologyのHaochun Zhang教授に続いて、江口教授が「A High Voltage Generator for a Non-Thermal Food Processing Utilizing Underwater Shockwaves」という題目で、招待講演を行いました。
本講演は、(公財)浦上食品・食文化振興財団の学術研究助成を受けて行われた研究であり、江口研究室の学生等と共に行った研究成果を纏めたものです。江口教授の研究は、高電圧放電によって水中衝撃波を発生させ、その衝撃波によって野菜や果物を破砕・加工するというものであり、通常の加熱加工とは異なり、熱による栄養素の破壊が起こらないという利点があります。今後、学生等と共に、更に素晴らしい研究成果が出てくることを期待します。