有機廃棄物から作る非常時電源について、長崎・宮崎・大分の防災イベントに出展しました

工学部　電気工学科　田島研究室が、長崎県平戸市度島町、宮崎県西都市、大分県竹田市の各地区の防災イベントにて非常時電源について紹介するブースを出展しました。
田島研究室では、焼酎を作る過程で発生する焼酎粕など様々な有機性廃棄物などから電池を生み出す研究を行っています。今回は防災をテーマにして、災害時に必要になるスマートフォンの充電や照明用の電源(電池)を各地域から出る廃棄物から作製しました。長崎県平戸市度島ではダンヂク(暖竹)という竹、宮崎県西都市ではピーマンなどの農業用残渣、大分県竹田市では竹を原料とし、地域で処理に困っているものを有効に活用して災害に備えることができます。イベントではこれらの地産地消エネルギーについての講話や実験を通して、地域の方々に非常時電源に対する取り組みについて知っていただく機会となりました。
イベントの参加者からは、災害時にも必要不可欠なエネルギーなので、これからも開発をがんばってほしい　などの言葉をいただきました。