6月2日(木)、福岡工業大学の協定校であるタイ王国のキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)の学生12名が、福岡県庁へ江口副知事を表敬訪問しました。福岡県はタイの首都、バンコク都(タイ王国)と平成18年に友好提携を結び、以来様々な交流が続いています。
江口副知事は歓迎の挨拶に続けて、「この滞在中に日本の学生と交流し、福岡とタイの架け橋となってほしい」、「そしてまた福岡に長期留学生として是非戻ってきてもらいたい」との期待を述べられました。
今回のプログラムは、工学部6名とリベラルアーツ学部日本語学科より6名が参加しており、訪問団を代表して山下常務理事が、KMITLを代表して国際部副ディレクターのケムトン・アーマート氏が挨拶をされました。
工学部学生代表のスチャンヤ・チャイプットさんと、リベラルアーツ学部日本語学科代表のチャニチャ・ピンピナンさんは、それぞれの専門の分野はもちろん、福岡の歴史や文化を学ぶことで、今回の体験をタイへ帰国後も周囲へ共有し、将来に向けて活かしていきたいと決意を述べました。
工学部学生代表のスチャンヤ・チャイプットさんと、リベラルアーツ学部日本語学科代表のチャニチャ・ピンピナンさんは、それぞれの専門の分野はもちろん、福岡の歴史や文化を学ぶことで、今回の体験をタイへ帰国後も周囲へ共有し、将来に向けて活かしていきたいと決意を述べました。
今年で12回目の受け入れとなったサマープログラムですが、新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催が実現しました。工学部学生は、約4週間の滞在で5つの研究室訪問や、本学工学部生と共同で実施するglobal Project-Based Learning Programへの参加を行うなど、相互の国で学術知識を深めるに有意義なプログラムとなっています。日本語学科学生は約3週間の滞在で日本語授業に加えて、福岡市内の各企業へ3日間のインターンシップなどを計画しています。
共通プログラムとして、国際連携室GSL学生メンバーとの国際文化交流イベントや、湯布院セミナーハウスでの1泊2日の研修、福岡市国際視察として「福岡市のまちづくり」について学ぶためクリーンパーク・臨海、防災センターでの研修など、学内だけでなく学外に出ることでより視野が広がる学びが得られることを期待しています。