先般、福岡県国際局よりご案内を受け、11月24日(水)、外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」(※)の一環として、日中大学生間のオンライン交流が実施されました。中国・南京農業大学より21名、北九州市立大学より6名、本学からは7名(社会環境学科5名、電子情報工学科2名)の学生が参加しました。冒頭では、主催公益財団法人日中友好会館および福岡県国際局からのご挨拶で開会し、福岡県環境政策課・国際環境協力班長より福岡県の環境政策が紹介された後、北九州市環境ミュージアム館長より、「北九州市の公害克服の歴史~環境政策におけるSDGsの視点」と題した講演を賜りました。その後、日中大学生間でのオンライン交流に入り、環境をテーマにグループに分かれて英語でディスカッションを行うことで環境意識の啓発を行い、日中友好交流の促進を図る機会となりました。
今後も国際連携室では、多岐に亘る海外とのオンライン交流の取組を継続していきます。
今後も国際連携室では、多岐に亘る海外とのオンライン交流の取組を継続していきます。
※「日中植林・植樹国際連帯事業」
日本へ飛来し得る黄砂等の中国の環境問題への対処、青少年等の交流を通じた環境及び防災意識の啓発と対日理解の一層の促進、砂漠化防止等への貢献を図ることで、中国との関係改善の流れを強化し、国際社会の課題に対処することを通じて「戦略的互恵関係」の強化につなげていくことを目的としています。体験談:
「他国の学生と自身の関心のある環境問題について考え、意見を交換することができてとても有意義な時間になりました。中国という大国の大学生が環境問題をどう捉えているかについて、会話を通して肌で感じることができました。また、私は熊本出身なので福岡県がどういう政策を持って、地域をより良くしようとしているのかが分かり、とても勉強になりました。また、交流を通して自身の環境問題への知識や英語力などがまだまだ足りないと痛感したので、これから英会話や講義を通して学んでいければと思っています。