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[生命環境化学科]松山清准教授日本セラミック協会秋季シンポジウム「最優秀講演賞」受賞

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2021年9月1日(水)~3日(金)の期間にオンラインで開催された、公益社団法人日本セラミックス協会の第34回「秋季シンポジウム」の特定セッション「「組み合わせの科学」によるマルチスケール材料設計」において、生命環境化学科の松山清准教授の研究発表が最優秀講演賞を受賞しました。

同シンポジウムはセラミックスに関わる学術界,産業界の発展につなげるために協会が毎年開いているもので、ことしは山梨大学で行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンライン開催となりました。

シンポジウムではセラミックスや材料合成などをテーマにした25 の「特定セッション」が開設され、それぞれの分野で最先端の研究成果が披露されました。

松山准教授は「超臨界二酸化炭素を用いたバイメタルナノ粒子の合成とその触媒活性評価」という内容で講演しました。この結果、研究内容およびプレゼンテーションが評価され、特に優秀な研究として最優秀賞に選ばれました。

産業競争に不可欠であるレアアース・レアメタルが枯渇している問題への解決策として、新規ナノ合金触媒(バイナノメタル粒子触媒)を合成する元素間融合技術があげられます。この研究は、超臨界状態の二酸化炭素(CO₂)を用いた超臨界流体含浸法でバイメタルナノ粒子の合成場として触媒担体である多孔質シリカ(SiO₂)の細孔の利用を検討していて、松山准教授の研究テーマである超臨界二酸化炭素を用いた含浸技術はバイナノメタル合成の可能性につながるとして注目されています。

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