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[包括連携協定×島原市]島原市防災避難訓練で本学開発「防災Go!®」を活用

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本学と島原市は、11月7日に行われた島原市防災避難訓練の中で訓練に参加した住民に、本学が企業と共同開発した防災アプリ「防災Go!®」を体験しながら避難経路のリスクを確認してもらう取り組みを行いました。

「防災Go!®」は、福岡工業大学と㈱CTIグランドプラニングが共同開発したスマホ向けアプリで、地域の防災情報と位置情報を組み合わせ、実際にその危険個所や避難所などに立ち寄るとその場所にまつわるクイズが出てくるという防災アプリです。平常時にゲーム感覚で利用してもらい、防災に関するクイズを解きながら身近な災害リスクや避難経路などについて関心を持ってもらうことを目的として開発されました。

11月6日、訓練開催地区の住民の大人13人、子ども6人の計19人を対象に、アプリの使い方説明会を開催。アプリの開発を行った社会環境学科の森山教授と上杉准教授、CTIグランドプラニング3名の他、両研究室に所属する学生7名が運営として参加しました。アプリの紹介や操作方法を説明後、住民は学生と一緒に市内の危険な場所や避難所をめぐり災害リスクに関するクイズに挑戦。終了後はアプリを体験した住民にアンケートを行い、有用な改善点に関する意見を頂くことができました。

11月7日朝8時半、震度6強の地震が発生した想定で訓練が開始され、住民17人に自宅から指定避難所まで避難する間にアプリを体験してもらいました。また島原市立第三小学校では、避難してきた住民に対して災害発生時の大事な行動説明や本学のOBでもある古川市長の講話などが行われたのち、「防災Go!®体験ブース」を出展し、約50人の訓練参加者に防災Go!を体験してもらいました。

2日間にわたる島原市での取り組みを終えた学生は、「住民の方の体験がスムーズに進むよう、常に周りに目を配り、少しでも不安そうな方を見つけたらなるべく早く声を掛ける事を心がけた。」、「(防災Go!®を)防災避難訓練や小中高の社会の授業のフィールドワークで活用してもらいたいなと思いました。」と話していました。
本取組みは後日、NHKのローカルニュース、テレビ長崎、島原新聞、西日本新聞で紹介されました。      

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