2021年9月13日（月）～16日（木）の期間に開催された、国際会議The 15th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2021)において、電子情報工学科の江口啓教授がOutstanding Contribution Awardを受賞、また、熊本高専と共同で研究を行っているチームでBest Presentation Awardを受賞しました。同国際会議は、島根県松江のくにびきメッセにおいて開催予定でしたが、世界的な新型コロナウィルスの流行を鑑み、Zoomを使ってのオンラインでの開催となりました。
国際会議ICICIC 2021は、学術団体であるICIC International の15周年記念大会です。(International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC) 15周年記念ギャラリー)
江口教授は、これまでに開催されたすべてのICIC主催の国際会議に参加しており、同学会主催の国際シンポジウムInternational Symposium on Intelligent Informatics (ISII) においてProgram Committeeを4年間、国際会議International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC) においてProgram Committee等の委員を11年間、同学会論文誌ICIC Express LetterのAssociate Editorを2010～2021年まで11年間、さらに、ICIC Express Letters, Part B: ApplicationsのGuest Editor務めたことなどが評価され、今回outstanding Contribution Awardを受賞しました。
江口教授らが受賞したBest Presentation Awardの研究論文は、著者：石橋孝昭（熊本高専情報通信エレクトロニクス工学科・准教授）、江口啓（本学電子情報工学科・教授）「Speech Estimation Method without Sign Indetermination Based on Blind Source Separation Using Rotation」です。本研究では、マイクロフォンを用いて観測された混合信号の同時分布の回転に基づくブラインドソース分離法を提案しています。