情報通信工学科4年(当時)の学生が、学科が定める科目に合格(単位取得)して卒業したことにより、第一級陸上無線技術士の「無線工学の基礎」の試験が免除となりました。他の受験科目は2021年1月の国家試験で合格したため、卒業と同時に同資格を取得することとなりました。これにより、情報通信工学科は令和2年度に過去最多の9名の第一級陸上無線技術士を輩出しました。
『第一級陸上無線技術士』とは・・・
20種類以上ある無線通信設備の技術操作に関する最上位にあたる難関資格であり、放送局、携帯通信業者、官公庁無線通信設備など日本国内のあらゆる無線設備の技術操作が可能になります。
またこの有資格者は他の電気通信関係の難関国家資格(電気通信主任技術者、電気通信の工事担任者(AI・DD総合種))の試験の一部が免除され、放送事業や電気通信事業等の就職には大変有利な資格となります。さらにこの資格を取得し3年以上の実務経験があれば、教員免許(高等学校「工業」、中学校「職業」が取得できます。
情報通信工学科の資格取得支援
- 無線従事者長期型養成課程修了で4年次に無試験で取得できる資格
『第一級陸上特殊無線技士』・『第二級海上特殊無線技士』・『第三級海上特殊無線技士』 - 国家試験の一部免除認定制度により、所定のカリキュラムを修了することで一部試験免除になる資格
『第一級陸上無線技術士』・『電気通信主任技術者試験』・『工事担任者試験』