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コロナ禍でも過去最高水準 志願倍率九州No.1の見通し

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福岡工業大学の2021年度入試の志願者数は11,345名となりました。18歳人口の減少に伴い、地方の私立大学の志願者獲得は非常に厳しい状況にあります。また、特に今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大学、そして何よりも受験生は未曽有の困難に直面しました。こうした中で本学の志願状況は過去2番目となる最高水準で推移し、一般入試の志願倍率は昨シーズンに続き九州の大学で№1を達成する見込みです。
本学ではコロナ禍への対応として、感染拡大防止のための設備投資とともに、国内トップレベルのデジタル環境による学びの水準保障などに全力で取り組んでいます。今後のニューノーマルの時代においても、全国屈指の「就職力」、学生の実社会で求められる能力を成長させる「教育力」、社会のニーズに貢献することを軸とした「研究力」にさらに磨きをかけて、「選ばれる大学」としての進化を続けます。

コロナ禍でも全国トップレベルの就職率、面倒見の良さで高評価

本学は日経新聞社/日経HRが選ぶ「企業の人事担当者が採用を増やしたい大学」として2年連続全国1位に選ばれています。コロナ禍で学生と企業双方が大きな困難に直面した今シーズンの就活でも本学の就職率は99.5%(2021年3月末)。学生たち1人1人の特性や志望企業を覚えた上で、熱意を持って成長を後押しする教職員の強力なサポートや、学内に900社以上を集める独自の合同企業説明会の実施、オンライン化にも迅速に対応した面接指導など手厚い支援で学生の将来に責任を持つ「面倒見の良さ」は極めて高く評価され、志願者を集める要因となっています。

「対面」の学びを保障 感染拡大対策に全力で取り組んでいます

感染拡大のリスクを最大限抑えながら、学生が本来得られるべき学びの機会を保障する事を基本方針としています。このため本学では授業を「対面授業」中心で行っています。2020年度は約6600万円の対策費を投じて感染拡大防止に取り組みました。大学の各出入り口や通路にモニター式の非接触体温計を設置。食堂の個別ブース化、学内各場所への空気清浄機の設置などのほか、マスク着用や消毒の徹底のために学内の備蓄を行なうなど手厚い態勢で対面授業を継続するための対策を行っています。

こうした対策のもと、今年度は96.2%の授業を対面に戻して実施する予定です。「原則対面」で学生たちの学びの機会を保障する態勢の設備を続けます。

ニューノーマル時代の学びへ「FIT-DX」を定めデジタル化へ前進

コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、デジタルを活用する新しい暮らしや学びの常態化が急速に進んでいます。本学ではこうした社会情勢の変化に対応するため福岡工業大学DX推進計画「FIT-DX」を新たに策定しました学生のノートパソコン必携体制を整えるとともに、Microsoft、Adobe、MATLAB(数値解析ソフトウェア)、Mathematica(数式処理システム)などのライセンスを学生に付与。学内に約5000台の最新スペックのパソコンを用意して時や場所の制限なく学べるICT環境の整備を行いました。ニューノーマル時代に対応した教育や研究の形態を実現するために、国内の大学でトップレベルのデジタル環境を目指しています。

授業の「質改善」がコロナ禍で加速

コロナ禍は「イノベーションのチャンス」と捉え授業のデジタル化や「質改善」も一段と進めました。myFITと称するWeb型学修支援システムを中核に、大規模配信に対応するMicrosoft Stream(動画配信)や講義動画のアーカイブシステムなどを運用開始。遠隔授業を魅力的なものにしています。環境を生かして、反転授業などのICTを活用した新しい授業手法も実践。感染拡大状況に関わらず学びの質を保証する体制は高く評価されています。

 

取材のお申込み・本件発信部署

福岡工業大学 広報課(担当:池田、竹岡)
TEL:092-606-0607

取材のご依頼は下記申込書(PDF)をご記入のうえ、
FAX(092-606-7357)またはメール(kouhou@fit.ac.jp)にて本学広報課にご送信ください。

 

 

 


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