工学部 生命環境化学科の学生が2020年度 各賞を受賞しました。
資源・素材学会九州支部
Outstanding Student Award, Kyushu MMIJ
工学部生命環境化学科4年生久保研究室(北筑高校出身)写真左
要件:九州支部の各大学において資源・素材に関わる分野を専攻し、卒業後も大学院に進学し同分野の研究を継続する優秀学生。
受賞理由:タンタル・ニオブ鉱石の新規製錬法の研究※今年度1から始めた環境調和型のレアメタル製錬法の研究で、特許出願に至るほど成果を挙げた。大学院ではこの新規製錬法の化学反応や処理条件を追求し、全国、世界を目指す意気込み。
日本金属学会・鉄鋼協会九州支部長賞
工学部生命環境化学科4年生久保研究室(武岡台高校出身)写真中央受賞理由:CO₂ガスによる脱硫スラグ中Sの気化分離
※脱硫スラグは鉄鋼製錬工程で発生する処理に困っている副産物でその用途拡大、リサイクルを目指した研究。
表面技術協会九州支部優秀学生賞
工学部生命環境化学科4年生久保研究室(長崎南高校出身)写真右受賞理由:鉄鋼製錬で発生する製鋼スラグに含まれる有価成分の分離および水溶液への溶出挙動。
日本金属学会・鉄鋼協会 九州支部長賞
工学部生命環境化学科4年生北山研究室(木更津高校出身)受賞理由:BiVO₄ナノ粉体の常温合成に関する研究※硝酸ビスマスとバナジン酸アンモニウム、二つの試薬を常温で混合粉砕することにより、高温相のBiVO₄ナノ粉体合成に成功。BiVO₄は、可視光による水の分解による水素製造用半導体。