社会環境学部社会環境学科では、2月2日に環境省北海道地方環境事務所 大雪山国立公園管理事務所長の桝厚生氏をお迎えして、「大雪山国立公園ビジョンの策定と協働型管理運営体制構築について」講演会とディスカッションをオンラインで実施しました。
本学科では「地域コース」を設け、地域の課題やその解決方法について学生が主体的に学ぶことを目指しており、「フィールドワーク」の授業の中では、地域に関わる社会活動を実践されている方へのインタビュー調査、住環境のフィールドワーク、生物調査等を行っています。そして、より高度で専門的な知識を学び、今後のキャリア形成に役立てるために専門家の先生をお招きして講演会を行いました。講演会には、「フィールドワーク」の授業の受講生を中心に、「環境民俗学」の受講生、乾ゼミ(水圏環境生態学)、渡邉ゼミ(環境政策)の学生41名が参加しました。
環境省自然系職員(レンジャー)の仕事、大雪山国立公園をめぐる多様な立場の関係者との協働、国立公園の課題等について講演いただき、特に国立公園をめぐる協力金について時間をかけてディスカッションを行いました。学生からは、自然環境に関する質問や、「協力金の負担は誰がすべきか?」、「国立公園の利用者に協力金を負担してもらうためには、どのような工夫ができそうか」等、多くの意見が出ました。先生からは丁寧に質問や意見に回答いただき、学生は人と自然が関わる国立公園の新たな魅力を発見しました。
- 日 時 2021年2月2日(火)4限
- 参加者 社会環境学科 2~4年生 41名
環境省大雪山国立公園管理事務所長桝厚生氏
ご経歴
筑波大学第一学群人文学類、同大学院環境科学研究科で民俗学や生態人類学を学ぶ。2002年に国立公園で働く自然系技官(レンジャー)として環境省に入省し、吉野熊野国立公園の管理、南極地域の環境の保護、気象野生生物の保護などの業務に携わり、2016年から大雪山国立公園管理事務所勤務。
ご経歴
筑波大学第一学群人文学類、同大学院環境科学研究科で民俗学や生態人類学を学ぶ。2002年に国立公園で働く自然系技官(レンジャー)として環境省に入省し、吉野熊野国立公園の管理、南極地域の環境の保護、気象野生生物の保護などの業務に携わり、2016年から大雪山国立公園管理事務所勤務。
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