1月20日、情報工学部システムマネジメント学科3年のゼミが古賀市の課題解決プロジェクトの成果報告会を開催しました。
情報工学部システムマネジメント学科では本学と包括的連携協定を締結している古賀市をフィールドに2017年度から課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)に取り組んでおり、今年で4年目となります。
例年は前期に古賀市内小・中学生対象の社会科イベント「工場見学・体験教室」の企画・運営、後期に企業や工場の抱える課題解決に取り組んでいましたが本年度はコロナの影響により前期から課題解決のみとなりました。
新規テーマの①「古賀市のふるさと納税」に加え、②「需要予測」、③「工場内の運搬時間の明確化」、④「工場内の作業効率改善」の4つのテーマに20名の学生が取り組みました。報告会当日はシステムマネジメント学科からはプロジェクト学生20名、小林准教授をはじめ3名の指導教員、4年生メンター1名、他プロジェクト所属の学生が参加。新型コロナウイルスを考慮し行ったオンライン配信では古賀市役所の職員の方2名に参加をいただきました。
ご協力いただいた企業・団体と課題解決のテーマ
企業・団体名 | 課題解決のテーマ | 取組み学生数 |
---|---|---|
㈱如水庵 | コロナ禍における需要予測 | 5人 |
㈱カイセイ | 工場内の運搬時間の明確化及び人員配置の検討 | 5人 |
㈲左衛門 | 工場内の作業効率改善と人員配置の検討 | 5人 |
古賀市 | DEA分析から見るふるさと納税 | 5人 |
ふるさと納税の発表を聞いた古賀市からは、「特定の返礼品について比較的いろいろなところから注文いただいていることが分かったため、更なるリピーター獲得に向け宣伝の際の参考にしながら寄附額増加につなげていきたい」とコメントを頂きました。
最後に、1年間指導してきた小林准教授よりコロナ禍の中で教育活動にご協力いただいた古賀市並びに企業に感謝を申し上げ、学生には1年間の取組みで得た成果や反省点を今後の大学生活や人生に生かしてもらいたいと締めくくり「シスマネPBL古賀市プロジェクト」は今年度の活動を終了しました。
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