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[古賀市×福岡工業大学] GIS(地理情報システム)を活用して古賀市の防災力向上へ

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ハザードマップ電子版製作に、森山研究室、上杉研究室が協力中

本学と包括的連携協定を締結している古賀市では、古賀市総合防災マップの改定を行っています。古賀市より、「土砂災害や高潮といった災害の被災想定区域見直しと併せてハザードマップ電子版の開発と市民への公開を計画していて、市民の皆さんが利用しやすいものになるように開発に協力いただきたい。」との相談を受け、社会環境学部の森山研究室と上杉研究室がインターネット上で利用できる地理情報システムArcGIS Onlineを使ったインターフェース開発に取り組んでいます。
2020年11月、古賀市総務課危機管理係と森山教授、上杉准教授との打ち合わせ後、上杉ゼミ2年生の学生7名も参画し、活動を開始。古賀市より提供されたデータや災害想定データを用いて、利用者自身が知りたい情報を選んで地図上に重ね合わせて見られるようなハザードマップと、市役所内での災害計画検討用に3Dハザードマップを製作しています。

オンラインのハザードマップ電子版でも避難所の場所や浸水域を見ることができます

2月2日、大学内で完成したものを古賀市総務課へ確認していただくためZoomによるオンラインミーティングを開催しました。ミーティングには森山教授、上杉准教授、学生6名が参加し、学生がZoomの画面共有機能で実際に製作したハザードマップ電子版を古賀市へ見ていただきながら説明を実施。古賀市からは、「思っていたよりも完成度や進捗が良く嬉しい」と好意的なコメントを頂きました。今年度中に凡例や見せ方をブラッシュアップし、試行版の一般公開を予定しています。また、3Dハザードマップについては「建物の高さと浸水深を重ねることで、どう避難するかがイメージしやすくインパクトがありました。先進的な自治体の例を参考に、他部署にも意見を聞きながら公開を目指したい。」と話されていました。

自然災害が多発する今、防災減災は大きな課題となっています。地理情報を活用し、地域の課題を解決する森山研究室、上杉研究室の活動にご期待ください。 

 

オンラインミーティングでの3Dハザードマップ確認
ゼミでの活発な議論

 

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過去のキャンパスメール

 

お問合せ

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム

 

 

 


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