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AEDを使用した心肺蘇生法講習会を実施

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去る8月26日(水)、本学強化クラブである硬式野球部員に、9月9日(水)、ラグビー部員に対し、「AEDを使用した心肺蘇生法講習会」を実施いたしました。硬式野球部・ラグビー部は運動量も多く、心肺機能を最大限動かすスポーツであり、身体への激しい衝突等もあることから、是非心肺蘇生法をマスターして欲しいという思いから、実施する運びとなりました。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全員マスク着用で、換気も充分に行いながら実施しました。受講者を10名程度の少人数に抑え、講習時間も短縮し各30分以内で行いました。受講者数は、硬式野球部員:20名・ラグビー部員:88名でした。会場は、硬式野球部が塩浜グラウンド屋内練習場にて、ラグビー部が新宮総合グラウンド屋内トレーニングルーム・坦心寮娯楽室の2ヶ所にて、それぞれ実習を伴うものでした。講習会開催にあたり、ALSOK福岡支社営業部の方にご協力をいただいており、深く感謝致します。

講習中の部員の様子を窺うと、配付資料と実習を何度も見比べる者や真剣に講習の模様に見入っている者など、皆集中し静かに学んでいました。また、短い講習時間ではありましたが、参加した部員全員が心肺蘇生のための心臓マッサージを体験出来ました。

【心肺蘇生法の実施手順】講習では、下記の手順を実践形式で学びました。

①反応の確認をする
肩を軽く叩きながら「わかりますか?」などと徐々に大きな声で2~3回呼びかけます
 
②大声で協力を求める
「誰か来てください!人が倒れています。」「あなたは119番へ通報してください」「あなたはAEDを持ってきて下さい。」と、指名して具体的に協力要請する
③呼吸の確認をする
胸または腹部の上下動を10秒以内で確認します。
普段どおりの息がなければ、直ちに胸骨圧迫を行います。
④胸骨圧迫を実施する
圧迫速さ:1分間 100~120回
圧迫の強さ:胸骨の下半分 5~6㎝

 
⑤AEDの電源を入れる
AED到着後、緑のハンドルを引くと自動的に電源が入ります
 
⑥電極パッドを傷病者に貼る
カートリッジから電極パッドを取り出し、表面に描かれている位置に貼ります。(パッドが貼られると自動的に解析が始まります。)
⑦解析
心電図が自動的に解析され、除細動が必要であれば点滅しているオレンジのボタンを押すように指示がでます。(解析中は身体に触れないこと)
 
⑧除細動を行う
ショックボタンを押します。
●声を出して、周囲の人が傷病者から離れるよう指示します●手振りでも傷病者から離れるように指示します●傷病者の身体に誰も触れていないのを確認します●その後にショックボタンを押します
⑨直ちに心肺蘇生法を再開する
胸骨圧迫を再開します。
(2分間の心肺蘇生の後にAEDが再度自動解析し、除細動が必要かどうか指示します。)

 
⑩救急隊に情報を伝える
救急隊が到着するまで、AEDの指示に従って繰り返します。救急隊が到着したら、傷病者が倒れた時の状況とAEDの使用状況について伝えましょう。
 

 

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お問合せ

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム

 

 

 


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