教育業績賞とは、本学のモットーである「一人ひとりに丁寧な教育」を維持発展させるために、情報工学部の各学科において、教育改善に顕著に貢献した教員を教育業績評価優秀者として表彰するものです。
10月23日、情報工学部教授会において、令和元年度の情報工学部教育業績賞の受賞者の発表が行われ情報工学部長の前田洋教授より表彰状が手渡されました。情報工学部の各学科の受賞者は以下の4名の方々です。
家永准教授は、学生自身が実験を行う情報工学実験I·IIに長く携わってきておられ、魅力ある実験および授業構成を考案・実施されてきておられます。さらにその過程において学生への実験についての密な指導や、学生から提出されたレポートヘの丁寧な添削を行い高い評価を得られています。
同様に学生自身が中心となって実施する少人数グループの教育手法であるPBL(Project Based Learning)を実践する講義である「プロジェクト型演習I,II」に主導的な立場から深く携わってきておられ、講義開始前年度から講義の実施方針やシラバスの策定、実習内で用いる機材の検討等、講義に関わる細部に至るまで多くの貢献をされてきました。講義で実施したプロジェクトはPBL合同成果発表会にて2年連続で発表するなど教育効果の高さが認められます。
同様に学生自身が中心となって実施する少人数グループの教育手法であるPBL(Project Based Learning)を実践する講義である「プロジェクト型演習I,II」に主導的な立場から深く携わってきておられ、講義開始前年度から講義の実施方針やシラバスの策定、実習内で用いる機材の検討等、講義に関わる細部に至るまで多くの貢献をされてきました。講義で実施したプロジェクトはPBL合同成果発表会にて2年連続で発表するなど教育効果の高さが認められます。
糸川教授は、長年に渡り情報通信工学科のカリキュラムにおいて必須となる数学の講義を担当し、学生の専門科目の基礎学力向上に貢献して来られました。近年は、講義において複数のプロジェクタスクリーンを用いた講義スタイルを確立し、数学に対して苦手意識のある学生にも興味を持って受講できるよう工夫をされてきました。その学生目線での講義スタイルは、アンケートなどで多数のコメントが書かれるように、専門科目のための数学を学生に意識させることができています。
山本講師は、現カリキュラムにおいては「CプログラミングI」「Cプログラミング II」(いずれも1年必修)を担当されており、それ以前のカリキュラムにおいても、必修科目を含む1 年次配当のプログラミング科目を長きにわたって担当されています。入学前にプログラミングの経験がなくプログラミングの初学者となる学生も受講する中で、授業の資料や運営の方法を工夫され、学生の理解を促すことのできる授業となるように努めてこられました。授業評価アンケートの評価ポイントの高さは、その努力が学生に高く評価されていることを示しています。
横田教授は長年にわたりシステムマネジメント学科の教育に携わり、教育手法の研究や発展に寄与されてきました。実験的とも言える試行錯誤を積み重ねる教育手法は、他の若手教員へも波及し、教育への取り組みや姿勢において少なくない好影響を与えてきました。さらに学部教育のみならず大学院教育においても、その広がりが認められるところです。
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