本学工学部は、グローバルな社会において活躍できる技術者を育成することを目指しています。その一環として、海外の協定校等の学生と一緒に、具体的な課題について、限られた時間の中でお互いの専門知識や技能を活用して主体的に解決する、グローバルPBL(global Project Based Learning, グローバル課題解決型学習)を一昨年から展開しています。今年度は4プログラムを用意し、夏休み期間を中心に、本学工学部の学生達がそれぞれ約2週間、海外の滞在先大学の学生達と一緒に、グローバルPBLに取り組んでいます。
KMITL Pitak Thumwarin IMSE学部長、gPBL参加の両大学の学生達、本学工学部知能機械工学科 加藤友規准教授
8月17日(土)~25日(日)、工学部知能機械工学科は本学の海外協定校の一つであるタイ・キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)のミュージックサイエンスエンジニアリング学部(IMSE)と工学部において、グローバルPBLを実施しました。本学からは知能機械工学科の学生9名と引率教員の加藤友規准教授が、KMITLからは学生約10名が参加し、3種類のロボットと空気圧機器などを使用した課題解決型の共同ワークショップを行い、初日と最終日には本学学生らが英語でプレゼンテーションを行いました。 また、先方の教員(KMITL工学部国際プログラム:ロボット&AIコース)からは、ドローンの飛行に関する講義を実施して頂き、実際にドローンを飛ばすプログラミングと飛行演習を、KMITLの学生達と一緒に体験しました。
さらに滞在中に、アユタヤの日本人町の跡地を訪問して歴史を学ぶ、という企画をKMITLのOffice of International Affairsのご協力により実施しました。今から400年位前の最盛期には、2000人前後の日本人がこの地に住んで日本人町を構成していたという説明に、参加したメンバーは興味津々の様子でした。
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