工学部は、グローバルな社会で活躍する技術者を育成するために、各学科の専門科目及び関連科目を学習し、その専門知識や技能をグローバルな環境で活用することを前提に、限られた期間内に協定校等の海外大学で海外の学生と一緒に具体的な課題を主体的に解決するグローバルPBL(国際的課題解決型学習)を一昨年から展開しています。今年度は工学部では4プログラムを用意し、夏休み期間を中心に、工学部学生がそれぞれ約2週間の期間で、海外協定校において、滞在先の海外学生と一緒にグローバルPBLに参加しています。
8月19日(月)-29日(木)の期間に、本学の海外協定校の一つであるタイ・モンクット王工科大学ラカバン校(KMITL)において、工学部グローバルPBL (Project Based Learning)の第2弾が実施されました。本プログラムには、本学の電子情報工学科から6名の学生が参加し、KMITLのタイ人学生10名、ならびに、マンダレー工科大学(MTU)のミャンマー人学生6名と共同で、「Design of a line follower robot and its function extension(ライントレース・ロボットの設計とその機能拡張)」に取り組みました。
プログラムの実施において、本学学生、KMITL学生、ならびに、MTU学生は、1グループ3-4名で構成される6つの混成チームに分かれ、英語での議論を行いながら、組込み機器のプログラミング、ライントレース・ロボットの作製、および、センサーを用いたロボットの機能拡張に取り組みました。プログラムの最終日には、参加全員学生が英語によるプレゼンテーションで素晴らしい成果を発表し、参加校の教授陣から高い評価を得ました。なお、本プログラムは、JASSOの海外留学支援制度(協定派遣)の補助事業として実施されています。
KMITLでのPBLの様子を動画≫でご覧いただけます。
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