〔日時:平成25年6月24日(月) 10:00~11:30 会場:福岡ガーデンパレス〕
平成25年度「コンソーシアム戦略会議」は、4大学の総長、学長及びコンソーシアム関係者26名が参加して、6月24日の午前中、福岡ガーデンパレスで開催されました。
本学下村学長の開会挨拶に続き、大谷常務理事の進行のもと、前半は「平成24年度事業報告」ならび6月7日に行われた外部評価委員による「平成25年度アドバイザリーボードミーティング報告」に続き、昨年度から審議を重ねてきた「コンソーシアムプログラム高度化検討委員会答申」について、①単位互換授業の充実に向けた諸施策の実施、②合同ゼミナールへの集合的キャリア教育の導入検討、③「高度環境人材育成特別プログラム(仮称)」の3点に関する詳しい説明が行われ、正式な承認を得ることとなりました。
後半は、「平成25年度の事業実施計画案」の説明が行われ、原案どおり承認されました。
一方、次年度からのコンソーシアム・福岡第3フェーズの展望に対しては、総長・学長より以下のような課題の指摘を受けました。
【九州大学 有川総長】大学間連携は大きな広がりを生みつつあり、4大学によるコンソーシアムももっと広いステージで実施していくべきではないか。第3フェーズについても、従来どおり4大学の枠の中で捉えるのか、あるいはもっと広い視点で捉えるのか、各大学が置かれた立場を尊重しつつ、それぞれの大学のやり方で発展させていくことが重要だと考える。
【福岡女子大学 梶山学長】福岡の大学間連携について「西部5大学」、「東部3大学」を活用しても良いし、それが一緒になって8大学に連携を拡大しても良いし、その中で個別の大学同士が協力を行ったとしても全く問題はない。必ずしも4大学で取り組む必要はなく、2大学で実施したとしても何ら問題はない。大きな連携と小さな連携、その両方を考えるべきではないか。
今年度が第2フェーズの最終年度にあたるコンソーシアム・福岡では、今回の戦略会議の結果を受け、引き続き各大学の代表者による検討の場を設け、年内までに第3フェーズ以降の連携の枠組みを確定させるとともに、単位互換授業ならびに合同ゼミナールを中心とする大学院教育の高度化についての審議を重ねていくこととなりました。戦略会議の内容に関するご意見、ご質問等がございましたら、B棟6階のコンソーシアムオフィスまでお寄せください。
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