このロボットを開発した兵頭助教は昨年12月開催された第13回計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会で「受動歩行機の足形状最適化による歩行安定化」というテーマで講演し「SI2012優秀講演賞」を受賞しています。
受動歩行は、モータやバッテリなどの動力源を用いずに、重力と慣性力を用いた省エネルギー歩行人間がリラックスして歩いている状態に近いとされ福祉などへの応用が期待されています。
今回ギネス認定されたのは2011年9月に公立はこだて未来大学(北海道函館市)にて行われたもので、2013年4月に歩行記録更新の認定を受けました。
従来の記録は名古屋工業大学の連続13時間45分、歩行距離15.2㌔です。
今回認定されたのは連続100時間、歩行距離:16.3㌔となってさらに改善されています。
兵頭先生がはこだて未来大学在籍中にこの研究に携わっておりこの認定を大変喜んでいます。
現在は本学の研究室で引き続き学生たちと研究を行っています。
先生は「多くの失敗を繰り返して、安定化のメカニズムを長時間歩行として実現することができました」と話しています。
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