教養ゼミは学生が入学し、無事卒業するまでに人間力を磨き、また、充実した学生生活を送ることができるように、それぞれをサポートする目的で設けられたものです。
教養ゼミは、次の5つの人間性を磨くことを目的で実施されています。
1.生きていくためのたくましさ
2.社会の構成員として必要な常識力
3.社会の構成員、社会のリーダーに必要なコミュニケーション能力
4.論理的思考能力、想像力
5.道徳心、公共心
5月29日(水)の教養ゼミの時間は、1年生と2年生合同教養ゼミを実施し、「タバコのこと本当に知っていますか?」と題して丸山純先生を講師としてお迎えし、講演をして頂きました。
ま ず、「タバコ問題とは、禁煙のことではありません。また、タバコを吸う人が悪いということでもありません。すべては、『タバコという薬物について、吸う人 も吸わない人も正しく知ること』から始まります。」と最初にお話をされ、タバコと命の関係や体内のニコチン量と喫煙行動、タバコの有毒成分、心理的(精神 的)依存の克服方法などについてとてもわかりやすく講演して頂きました。
この講演を聴いて「中学校、高校でもタバコの危険性の講演は聞いていたのですが、改めてとても危険だなと思いました。」や「ニコチンによる依存の恐ろしさがわかりました。」などの感想が寄せらせました。
≪講師プロフィール≫
※丸山純(まるやまじゅん)
2006年、中小企業・個人向けシステム開発・PCサポートを主な業務とする、EJプランニング株式会社を設立し、代表取締役に就任する。職種はシステムエンジニア。
一方で、2000年に喫煙が可能な職場に就職した妻が、受動喫煙により健康被害を受け2005年に退職したことから、夫婦でタバコの有害性やタバコを取り巻く社会問題について学び始める。
2004 年、タバコ問題解決のために活動している市民団体に参加。特に、任意団体「タバコ問題を考える会・千葉(TMKC)」では、世話人を務める一方、教育部会 講師として、千葉県健康福祉部からの業務委託を受けた「喫煙防止出前教室」での講師を務める。2012年、TMKCを通じ千葉県健康福祉部の依頼で、禁煙 指導者向けDVD『禁煙を応援!!タバコの煙のない生活を目指して』を作成した。
2012年、口コミグルメサイト「禁煙スタイル」の管理人に就任。飲食店の禁煙化をテーマに、都道府県・各保健所からの依頼で講演も行っている。
2007年に妻が設立した任意団体「Smoke-Free-World」の講師を務める。
2005年に社団法人「タバコ問題情報センター」のホームページを作成、その後、現在に至るまで、ホームページ担当として更新作業を委託されている。
この件に関するお問い合わせは下記短期大学部事務室まで
お問合せ
福岡工業大学短期大学部 事務局
TEL:092-606-0710(直通)