[課題解決PBL]古賀市農林振興課×アグリたにやま×電気工学科北﨑研究室
北﨑研究室(工学部電気工学科)では、2018年度から古賀市様の仲介により地元農家のご協力のもと、古賀市特産「スイートコーン」の種子にプラズマを照射し、早期収穫や品質向上を目標にした実証実験と、遠隔で農園の状況を確認できる定点観測装置の開発を続けています。
1月24日、実験にご協力いただいた農事組合法人アグリたにやま様、古賀市農林振興課様へ、今年度の実験についての成果報告会を実施しました。発表は実証実験に関わった研究室の学生7名のうち代表して2名が行い、その後質疑応答・意見交換が行われました。
1月24日、実験にご協力いただいた農事組合法人アグリたにやま様、古賀市農林振興課様へ、今年度の実験についての成果報告会を実施しました。発表は実証実験に関わった研究室の学生7名のうち代表して2名が行い、その後質疑応答・意見交換が行われました。
定植をして約2か月後の7月5日、プラズマを照射した苗は順調に成長し、北崎准教授と学生5名は午前6時30分よりスイートコーンの収穫作業を実施しました。スイートコーンの苗は、プラズマ照射条件を分散させて植えていることから、根元の目印を1本1本確認し、条件ごとに収穫を行い、合計で205本収穫しました。トウモロコシは、プラズマ未照射の苗よりもプラズマを照射した苗から多く収穫することができました。
定点観測装置は、昨年度まで湿気や高温による影響で故障が発生していましたが、湿気対策などの改良を重ねたことで今年度は定植時の設置から収穫時まで故障することなく稼働し続けることに成功しました。
収穫したトウモロコシは、大学の研究室に持ち帰り、重さ、長さ、糖度などくまなく測定しました。これから研究室では、過年度データと比較調査しながら、最適なプラズマ照射条件を見出していきます。
定点観測装置は、昨年度まで湿気や高温による影響で故障が発生していましたが、湿気対策などの改良を重ねたことで今年度は定植時の設置から収穫時まで故障することなく稼働し続けることに成功しました。
収穫したトウモロコシは、大学の研究室に持ち帰り、重さ、長さ、糖度などくまなく測定しました。これから研究室では、過年度データと比較調査しながら、最適なプラズマ照射条件を見出していきます。