【研究テーマ】層状ペロブスカイトに基づく機能性無機ナノシート液晶の開発《助成金額:1,800万円 研究期間:2年間》
2013年4月19日(金)に行われた「第4回(平成25年)研究助成金贈呈式」
キヤノン財団は、人々の暮らしを支え、「人間社会が将来も発展していく基盤である産業」の礎となる研究に対して助成を行っています。
この度、キヤノン財団が公募した研究助成プログラム「産業基盤の創生」の研究助成対象として、工学部生命環境科学科・宮元展義准教授の研究テーマ「層状ペロブスカイトに基づく機能性無機ナノシート液晶の開発」が採択されました。
このキヤノン財団の研究助成プログラムは、情報・通信、エレクトロニクス、機械・精密、オプティクス・フォトニクス、応用化学、応用物理、ナノテクノロジー・材料の分野において、特に地域の活性化に貢献する研究を支援するもので、今回の公募では全国から323件の応募があり、その中から13件のみの採択となりました。(採択率4.0%)
《宮元准教授コメント》
本研究テーマは、層状ペロブスカイトと呼ばれる無機物質から新しい「ナノシート液晶」を合成し、基礎・応用両面から包括的な検討を行なうものです。この研究を発展させることで、構造が精密制御された機能性複合素材などへの応用が可能になると考えています。
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