8月3日(木)に、株式会社荏原製作所(熊本工場)の工場見学、ならびに、ダイハツ工業株式会社(九州開発センター)の職場体験を実施しました。本学からは、大学院進学予定者、ならびに、本学独自のプログラムである「トップアップ講座」受講者から30名の学生、3名の引率教職員が参加しました。
本学学生の工場見学を快く受け入れていただいた、株式会社荏原製作所様とダイハツ工業株式会社様のご厚意に、心より御礼申し上げます。今後とも、株式会社荏原製作所様、ダイハツ工業株式会社様と、福岡工業大学との良好な関係が継続することを願っております。
株式会社荏原製作所(熊本工場)では、CMP装置をはじめとする半導体製造装置の製造現場を見学させていただきました。また、見学の最後には、本学OB社員との座談会を設けていただきました。一方、ダイハツ工業株式会社(九州開発センター)では、開発センターの事業紹介や、「若手技術者の1日」の紹介に加え、最先端の開発現場を見学させていただきました。
両社共に、日頃の授業では体験できない実物を目にすることができ、大変勉強になったと参加学生から好評でした。工場見学・職場体験の際には、参加学生から沢山の質問が寄せられ、学生の関心の高さが伺えました。
両社共に、日頃の授業では体験できない実物を目にすることができ、大変勉強になったと参加学生から好評でした。工場見学・職場体験の際には、参加学生から沢山の質問が寄せられ、学生の関心の高さが伺えました。
■株式会社荏原製作所
東京都大田区羽田旭町に本社を置く、東証プライム市場上場の企業です。1912年(大正元年)の創業以来、主力製品であるポンプを主として、送風機、コンプレッサ・タービン、冷凍機、空調システムなどの風水力を媒体とする機械製造において、世界トップクラスの高い技術力を有しています。また、風水力機械製造において培った技術を生かし、廃棄物処理施設の設計・管理、半導体や電子部品の製造に必要なドライ真空ポンプやCMP装置、メッキ装置などの製造も行っています。創業の精神「熱と誠」で、社会に貢献する産業機械メーカーです。
■ダイハツ工業株式会社
現在、量産車を手掛ける日本のメーカーとしては最も古い歴史を持ち、初の国産エンジンを開発する目的で大阪高等工業学校(大阪大学工学部の前身)の研究者を中心に、1907年に「発動機製造株式会社」として創立されました。ブランド名・社名は、創業後、社名に「発動機」を冠する後発メーカーがいくつも出現し、既に出回っている「発動機製造」の発動機をどこで造った発動機か認識するため顧客の方で「大阪の発動機」と区別呼びし、やがて詰めて「大発(ダイハツ)」と略称したことに由来しています。