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高校生が作った成層圏エアロゾル回収装置「S-AREA」を打ち上げます

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宇宙に向かう夢に近づけ!
城東高校ジェットエンジンプログラム

福岡工業大学附属城東高校では在校生の夢を応援し、生徒が審査員から最大100万円を勝ち取るオーディション企画「JET ENGINE PROGRAM」から発足した、2人の高校生による地球の成層圏の環境調査プロジェクトが発足しています。
このたび、企画していた成層圏の大気中の微粒子、「エアロゾル」を回収する装置が完成し、打ち上げを行う日時が決まりました。
調査や本プロジェクトについてぜひ、取材をしていただけたら幸いです。

調査機体打ち上げ日時9月22日(金)~23日(土・祝)
場 所愛媛県愛南町または,高知県土佐清水市など(天候準拠)
「えひめ南予気球甲子園」に参加します

小型回収機をバルーンで成層圏へ⇒
大気中の成分を回収し地球温暖化の将来予測

この調査は成層圏に漂う数㎚~100μmのさまざまな微粒子「エアロゾル」を回収する回収機をバルーンで地上30kmまで飛ばし、バルーンを破裂させて機体を回収します。地球と宇宙の境目である成層圏を漂うエアロゾルの高度ごとの濃度を分析して、地球温暖化への影響を調査するという新しい研究です。また、回収機には福岡県産の果物を使ったドライフルーツも入れて飛行させ、成層圏の環境が食品に及ぼす影響も同時に調べます。今回の調査計画や機体設計・製作を行ったのは城東高校1年生で宇宙工学を志す2人の生徒。学校が部活や勉強以外の生徒の自由な夢を応援し、最大で100万円の資金を支援する「マネーの虎」形式のオーディション企画「JETENGINE」プロジェクトに合格し、学校から資金を勝ち取って計画を進めています。

「宇宙工学こそ人生の夢」「宇宙への思いは誰にも負けない」2人の熱い志

計画を実行するのは城東高校1年生の2人。写真左の生徒は小学生の時に小惑星探知機「はやぶさ」について本で読み、プロジェクトに強い衝撃と感動を覚えました。そして「自分の人生をかけて宇宙の謎に迫りたい」という目標を立て、将来は宇宙工学に携わり、小型衛星の設計をすることを夢見ています。二人は共にJETENGINEプロジェクトのオーディションでは物理の教員をも唸らせる宇宙環境への知識と、超綿密な機器設計と打ち上げ・調査の計画を発表し、計画を実行するための資金、50万円を獲得しました。成層圏にあるエアロゾルの高度別濃度を調べることでより良い地球温暖化予測モデルを作るデータを収集し研究の先駆者になりたいと意気込んでいます。

高校生版マネーの虎!?城東高校「ジェットエンジンプログラム」

夢を叶えるために、君がエンジンになれ。最大100万円を勝ち取る。
福岡工業大学附属城東高校は受験や部活以外でも、何かに本気で取り組むことが真の主体性を育て、人生の糧になる。
そうした経験をする生徒を応援したい!という思いをもって、昨年度から生徒が審査員から最大100万円を勝ち取るオーディション企画、「JET ENGINE PROGRAM」を実施しています。生徒自らが事業企画書や予算書を作り、学内外に企画のメンターを探し、夢を形にする努力を重ねています。「突き抜ける人になれ」。夢を追い求め、形にするプロセスを通じて生徒のパワフルな主体性を育てるために立ち上がった新企画です。「自分で企画した映画を撮影したい」「成層圏に気球を打ち上げて、環境調査をしたい」「『SNS映え』で拡大させる新しいSDGs普及活動をしたい」…など様々な本気の夢の中から昨年度は3チームが資金を獲得しました。人気リアリティ番組のようなシステムで生徒たちが評価され、高校の学習枠を超えた、前例のないクリエイティブな夢を学校あげて応援しています。

取材のお申込み・本件発信部署

福岡工業大学 広報課(担当:池田)
TEL:092-606-0607

取材のご依頼は下記申込書(PDF)をご記入のうえ、
FAX(092-606-7357)またはメール(kouhou@fit.ac.jp)にて本学広報課にご送信ください。


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