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[情報工学専攻]対話型差分進化を用いて、音声をユーザ自身の声に近づける手法 ISASE2023において「発表奨励賞」受賞

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2023年3月8日(木)オンラインにて開催された日本感性工学会主催 ISASE2023 (The 9th International Symposium on Affective Science and Engineering) において、大学院 情報工学専攻1年(受賞当時)福本研究室の学生が「発表奨励賞」を受賞しました。これは感性工学研究の発展と若手研究者の育成を目的としたもので、優秀な発表に対して表彰されます。
受賞した研究のタイトルは「Making English Voices Similar to the User’s Voice by Using Interactive Differential Evolution」です。対話型差分進化を用いて、音声をユーザ自身の声に近づける手法を提案したものです。

「Making English Voices Similar to the User’s Voice by Using Interactive Differential Evolution」 

国際学会等で発表する日本人学生にとって英語で話すことは必要不可欠となっていますが、日本語と英語の母音や子音の違いにより練習せずに流暢に話すことは難しいのが現状です。英語を練習する方法の1つであるシャドウイングを行う際、お手本となる英語音声がユーザの中で聞こえるユーザ自身の声に近ければ、練習を効率よく行うことができるはずだと考えました。このことを目的として、対話型差分進化を用いて、英語音声をユーザの聞くユーザ自身の声に近づける手法を提案しました。
実験の結果としてユーザの評価が格段に良くなったことから、今回のシステムがユーザの聞くユーザ自身の声をある程度再現することができたと考えられます。

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TEL:092-606-0607(直通)
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