大学生が企画立案。福工大硬式野球部が少年野球チームと交流する野球教室を実施

福岡工業大学と篠栗町は、教育、文化及びスポーツの振興などを目的に2020年に包括的連携協定を締結し、学生の課題解決型学習（PBL:Project Based Learning）などにおいて、様々な連携事業を実施しています。
2023年1月21日、本学の塩浜総合グラウンド（FITスタジアム）に篠栗町の少年野球チーム「福岡レンジャーズ」様をお招きし、本学の強化クラブである大学硬式野球部による野球教室を実施しました。参加者は、硬式野球部学生30名、小学生17名でした。
野球教室は、硬式野球部の幹部学生を中心に練習メニューを組み立て、当日の運営は全て学生主体で行い、小学生には普段とは違う環境で技術の向上に励んでもらうとともに、学生は他者の指導を通してコミュニケーション能力やものの伝え方など相互の成長に貢献しました。

当日は、開会式での硬式野球部山本監督の挨拶後、アップ、ランニング、キャッチボール、パート練習（バッティング、ストラックアウト、守備練習）、シートバッティング、ダウン、閉会式の流れで実施。どのメニューも学生が小学生に細かく声掛けし、動き方や注意するポイントを教えていました。9時から12時の3時間、小学生たちはずっと楽しい時間を過ごすことができ、終始笑顔の絶えない野球教室となりました。
本企画・運営に携わった、硬式野球部主務（社会環境学科4年生）は、「野球・スポーツを更に“好き”になってくれれば、私たちは嬉しい限りです。私たち大学生も改めて、野球の楽しさ・向き合い方を再確認出来ました。これからも野球というスポーツを通じて、東区をはじめ福岡を盛り上げていきたいと思います」と話しました。次年度も、さらにアップグレードした野球教室を開催していきます。