[東部地域大学連携×東区認知症に優しいまちづくり事業]
福岡工業大学、九州産業大学、福岡女子大学で構成する「東部地域大学連携」では、福岡市東区が若い世代に対し、認知症への理解を深めてもらうために取り組んでいる「福岡市東区認知症に優しいまちづくり事業」と連携し、講座やフィールドワークなどのイベントを行っています。この一環として、11月26日(土)に認知症の方への声掛け訓練のフィールドワークが九州産業大学で開催され、本学の学生3名職員2名が参加しました。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。家庭や社会の中で高齢者と関わる場面も多い現代ですが、福岡市では、認知症の方の意思を尊重し、できる限り住み慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続けることができるまちづくりをすすめています。そこで認知症を正しく理解し、認知症の方と家族を温かく見守るため、9月に実施された「認知症サポーター養成講座」を経て、今回実際に困っている認知症の方に声をかける訓練を行うフィールドワークを実施したものです。当日は講師を事業所ネットワーク「香椎・香住丘さくらネット」や認知症ライフサポートワーカー、東第3いきいきセンターふくおかの方々が務め、香椎校区の方や学生など100人近くが集まりました。
認知症サポーター養成講座の振り返りの後は、5人の班に分かれ、屋外で認知症役の方に声をかける訓練を行いました。なかなか思うような返答が得られない状況で戸惑いながらも順番に声をかけあい、その後、どのような設定だったのか、どう声をかけたら良いのかを認知症役の方にお話しいただきました。
最後に、講師の方々も班に入り、学生や地域の方と共に感想などを述べあいました。「実際にどのように声をかけたらよいのか難しかったが、本日の経験を今後の生活に役立て、困った人がいたら積極的に声を掛けたい」等の感想を述べられました。
認知症サポーター養成講座の振り返りの後は、5人の班に分かれ、屋外で認知症役の方に声をかける訓練を行いました。なかなか思うような返答が得られない状況で戸惑いながらも順番に声をかけあい、その後、どのような設定だったのか、どう声をかけたら良いのかを認知症役の方にお話しいただきました。
最後に、講師の方々も班に入り、学生や地域の方と共に感想などを述べあいました。「実際にどのように声をかけたらよいのか難しかったが、本日の経験を今後の生活に役立て、困った人がいたら積極的に声を掛けたい」等の感想を述べられました。