11月1日(金)本部棟3階FIT Linkにて、情報工学部クラウドアプリ開発入門講座の成果報告会が開催され、8チームが独自開発したアプリのプレゼンテーションを行いました。
クラウドアプリ開発入門講座は、プログラミングの講義のレベルを超えたより高いレベルの技術を望む学生に、カリキュラムの進行とは別に、早い時期から高い技術を習得する機会を設け、実践的ICT技術者をより多く輩出することを目的として情報工学部が開設しているもので、今年度で10年度目の取組です。cocone v 株式会社の黒田和也氏を講師に迎え、22名の受講者が約1ヶ月半にわたって独自のアプリ開発に取り組みました。九州アプリチャレンジ・キャラバンの課外コンテストを目指す受講者にはアプリ開発ができる学内の施設設備i-Tech LABが提供されます。
プレゼンテーションは、アプリの開発目的、概要、実装機能、今後の課題等がパワーポイントを用いて行われました。「新入生向け授業紹介アプリ」や「すごろく」などバリエーション豊かなアプリが制作され、個人の得意な担当分野を生かしつつ他の担当者と連携して作業する事の大切さ、大変さを身をもって体験した様子でした。参加者からは技術面での質問やアプリへのコメントなどがあがり、前田学部長および参加教職員、講師の黒田氏からは、この講座で学んだこと、経験したことを今後の活動につなげて欲しいことや、この講座は、大学で学ぶプログラミングスキルと企業で実際に開発する際のスキルの差を埋めることを目的にしており、ぜひこの体験を生かして外部のコンテストなどにも積極的に参加し、アイディアを形にする経験を積んでほしいなどのお話がありました。過年度には、本講座の受講生が学外のアプリコンテストや地域の課題解決に向けた活動で実績を上げており、今後の学内外での活躍が期待されます。