10月19日(水)に、曙ブレーキ工業株式会社の開発部門・副部門長の新堀浩史様、人事・情報部門人事部人財開発課・課長の川北亨様、ならびに、同課・係長の浅野恵美様による企業講話を、Zoomを用いたオンラインによって開催しました。大学院修士課程の学生を対象とした曙ブレーキ工業株式会社による就職講話は、昨年度に引き続き2回目となります。本年度の企業講話には、様々な専攻・学科から17名の教職員が参加しました。ご講話後には沢山の質問が寄せられ、参加者の関心の高さが伺えました。
本講話においては始めに、江口啓工学研究科長から挨拶があり、続いて曙ブレーキ工業株式会社の新堀様、川北様、ならびに浅野様によって、曙ブレーキ工業株式会社の事業紹介、製品・技術開発、職種・キャリア形成・働く環境、ならびに就職活動の心構えという流れで講話が行われました。本年の企業講話では、曙ブレーキ工業の主力製品であるブレーキの技術に関して、また次世代のブレーキ開発に向けて、電動化・環境・高性能化の3方面でのチャレンジのご紹介を、製品の実物提示を交えながら大変丁寧にご説明頂きました。また学生の就職活動にあたって、様々な有益なご助言を頂きました。具体的には、企業の理念について深く考え、思慮を巡らすべきであるということ、失敗を恐れないチャレンジ精神や、時代の変化に応じて柔軟に対応できる能力が重要であることなどをお教えいただきました。本企業講話が、参加学生の皆さんの今後の就職活動とキャリア形成に大いに役立つことを期待しています。
■曙ブレーキ工業株式会社とは:
曙ブレーキ工業株式会社(東証プライム上場企業:1961年10月2日上場)は、埼玉県羽生市に本社を置く、1929年創業の日本の自動車部品メーカーです。主に、自動車用ブレーキを中心に生産し、トヨタ、日産や欧州フォルクスワーゲングループを中心に各完成車メーカーへの供給を行っています。特に、ブレーキパッドの日本のシェアは4割に達しています。企業理念は、“私たちは、「摩擦と振動、その制御と解析」により、ひとつひとつの命を守り、育み、支え続けて行きます。”