モノづくりセンタープロジェクト・i-STEM 地域連携の取組
地域の子どもたちが、その地域の先生から和白地域の歴史、文化、自然を学んだり遊んだりすることを趣旨に、「わじろ地域大学」(コミセンわじろ主催)が4つのプログラムで開催されています。
その1つのプログラムである「ロボット体験会」が9月25日(日)に行われ、地域の子どもたちやその保護者10家族29名が参加しました。
このプログラムでは、モノづくりセンターから二足歩行ロボットプロジェクト(アドバイザー:モノづくりセンター 田中課長補佐)および、エアーホッケーロボット(i-STEM連携)プロジェクト(アドバイザー:情報システム工学科下戸准教授)に所属する学生10名が先生となり、プロジェクトで製作した「二足歩行ロボット」「エアーホッケーロボット」「アーム型ロボット」「3輪ロボット」の説明や操作体験を行いました。
参加した子どもたちからは、「楽しくて勉強になった」「いつごろからロボットの勉強をすれば、このようなロボットが作れるようになる」のかとの感想や質問を聞くことが出来ました。
モノづくりセンターとして昨年に続き2回目の参加でしたが、今回はi-STEMと協力したことで今まで以上の内容の体験会を実施する事が出来ました。
「i-STEM」とは、本学の特色の1つでもあるinformation(情報)をSTEM教育に加えたものです。学生が本学(PBL・卒研等)で修得した学術的情報(information)を基にして、中・高校生と相互作用(interaction)しながら、独自のSTEM教材を創造(innovation)するということも含んでいます。選抜された大学生が主体的に教育活動(わじろ地域大学などの地域イベントに参加のほか、高大連携活動、研究室見学ツアー、サイエンスフェスタ参加など)を実施しています。
「モノづくりセンター」とは、学生たちの夢が詰まった福工大自慢の施設。モノづくり教育・モノづくり活動の拠点です。作業を伴う授業や卒業研究・課題研究などの利用、課外活動でのプロジェクトの利用、趣味の利用で本格的なDIYや作品の製作等ができます。また、定期的に各種講習会を実施しています。プロジェクト活動は、大きな大会に参加し上位入賞をめざすことや、地域のイベントなどに参加しています。