東部地域大学連携×東区認知症に優しいまちづくり事業
福岡工業大学、九州産業大学、福岡女子大学で構成する「東部地域大学連携」では、福岡市が若い世代に対し、認知症への理解を深めてもらうために取り組んでいる「福岡市東区認知症に優しいまちづくり事業」と連携し、講座やフィールドワークなどのイベントを行っています。この一環として、9月16日(金)に本学の学生、教職員を対象に講座が開かれました。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。家庭や社会の中で高齢者と関わる場面も多い現代ですが、福岡市では、認知症の方の意思を尊重し、できる限り住み慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続けることができるまちづくりをすすめています。そこで認知症を正しく理解し、認知症の方と家族を温かく見守る「認知症サポーター養成講座」と、認知症の方とのコミュニケーションに有効なケア技法を学ぶ「ユマニチュード講座」が、市内のクリニックで看護師をされている東区ライフサポートワーカーの中村氏により開催され、本学からは学生7名と職員4名が参加しました。
講座では、認知症はどのような病気なのかの説明を聞き、受講者がペアになって見つめあうワークを行うなどして、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない対応を心がけることを学びました。また、声のトーンで受ける印象が変わることを学んだり、信頼感のある手のつなぎ方を実際にやってみたり、認知症の介護を続けている家族が技法を学んで変化していくビデオを視聴したりしました。
最後に受講者がペアになり、相手が見ていない絵の内容を伝え合うワークを行いました。これは、一生懸命に相手に伝えるという体験を通して、認知症の方にもそのように接してほしいとの講師からのメッセージでした。
講座では、認知症はどのような病気なのかの説明を聞き、受講者がペアになって見つめあうワークを行うなどして、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない対応を心がけることを学びました。また、声のトーンで受ける印象が変わることを学んだり、信頼感のある手のつなぎ方を実際にやってみたり、認知症の介護を続けている家族が技法を学んで変化していくビデオを視聴したりしました。
最後に受講者がペアになり、相手が見ていない絵の内容を伝え合うワークを行いました。これは、一生懸命に相手に伝えるという体験を通して、認知症の方にもそのように接してほしいとの講師からのメッセージでした。
参加者のコメントより
- 認知症の方々との接し方が症状別に紹介され、どのように接する必要があるかを理解できた。
- 認知症の問題を他人事ではなく自分事として捉えることができた。
- 「見る、触れる」は、自分でもできそうだと思うので実践してみようと思った。
- ユマニチュード(コミュニケーションの技法)をもっと日本中の人たちの一般常識にした方が良いと思った。