11月27日(土)、本学社会環境学科 上杉研究室と森山研究室が㈱CTIグランドプラニングと共同開発している防災アプリ「防災Go!®」を使い、熊本市南区の緑川流域で防災訓練が行われました。これは国土交通省より助成を受けた「避難促進のための防災Go!プロトタイプの開発」の一環として、開発したアプリを住民に体験してもらい、今後の防災研究に役立てることを目的に行われたものです。当日は両研究室の学生9名が住民の方々への説明や体験のサポートを行い、約60名の方にアプリを楽しみながら体験して頂きました。体験頂いた方からの感想やご意見などは今後の研究に生かされる予定です。訓練の様子は、朝日新聞社、熊本日日新聞社に取材頂きました。
ゲームアプリで避難を学ぶ「防災Go!®」
福岡工業大学社会環境学科で開発された「防災Go!®」は、自分の位置が反映されたスマホの地図を見ながら使います。地図上の避難所や土砂災害警戒区域などが色分けして表示され、近付くとそれぞれの場所にちなんだクイズが出題されます。普段の生活の中でゲームをしながら実際に身の回りの危険箇所や避難所などを見て回り、避難経路に関心を持ち、リスク意識を高めてもらうというアプリです。