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2021年度『クラス・サポーター(CS)研修』実施

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10月20日(水)、2021年度後期クラス・サポーター(CS)研修を実施し、CS候補生の2年生20名と、本年度CSを担当している3、4年生8名、CS OBの大学院生2名、教職員4名の計34名が参加しました。例年、3月にCS合宿を実施してきましたが、昨年度はコロナ禍で合宿が中止・プログラム変更となったことから、本研修では未経験の学生の育成の場として、「①アクティブ・ラーニング(AL)とは何かについて理解する。②CSの仕事内容や求められる役割について、理解する。③CSの経験(ファシリテーター経験)による自身の成長やその可能性について検討する。」の3つを目的に実施されました。
研修は、宮本知加子先生(FD推進機構特任教員)の指導のもと、5~6人単位のグループワーク形式で進められましたが、ウォーミングアップからメインセッション(ロールプレイ)、全体発表、研修のまとめに至る全てのプログラムに、CS経験者である3、4年生の運営スタッフが企画・運営に主体的に携わり、当日も司会やグループワークのサポーターとして活躍しました。
メインセッションではファシリテーションについて考えることを目的としたロールプレイを実施

実際の講義を想定し、与えられたテーマについてグループ内でCS役と受講生役(真面目な学生、普通の学生、周りを巻き込んで話す学生、スマホを触っている学生)を分担して演じながら意見交換・フィードバックを行い、CSのファシリテーションについて学生側の視点とCS側の視点からの気づきの共有が行われ、学生運営スタッフより実際のCS経験を踏まえたアドバイスが行われました。
まとめとして、4年生の学生運営スタッフより、自身のCS活動を振り返って「積極性」、「観察力」、「状況判断」、「行動力」、「寄り添う心」の5つのスキルに関連したメッセージが伝えられ、CS活動に止まらず、学習面でも生活面でも、この5つのスキルを意識し、自身の成長に繋げて欲しいとの思いが込められました。

最後に、宮本先生からCSに期待していることとして、①よき先輩モデルとなること、②CS自身の成長の2点が挙げられ、CS活動はCS自身にとっても貴重な学びの機会であり、運営スタッフから伝えられた5つのスキルを意識して、教員と受講生とを繋ぐ先輩となって欲しいことが伝えられました。
参加者からはCSの役割や行動について考える機会となり、不安がなくなり参加してよかった などの感想が挙げられ、これからの学生生活、CS活動に向けやる気と期待の膨らむ研修となりました。
クラスサポーター(CS)とは
CSとは、AL型授業の円滑な運営のためにグループ学習やピア・ラーニングのファシリテートや助言、ICT機器操作の補助及び資料の整理などの業務補助を科目担当教員の監督の下に行う先輩学生。AL型授業の効率化を図るとともに、CS自身の学習深化にも繋げていく。

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福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
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