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[電子情報工学科]江口啓教授国際会議AEES2021においてBest Presenter Awardを受賞

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2021年6月18日(金)~20日(日)の期間に開催された、国際会議The 2nd. International Conference on Advanced Electrical and Energy Systems (AEES2021)The 5th International Conference on Smart Grid and Smart Cities (ICSGSC 2021) 同時開催)において、電子情報工学科の江口啓教授が、Best Presenter Awardを受賞しました。
同国際会議は、日本・東京において開催予定でしたが、世界的な新型コロナウィルスの流行を鑑み、Zoomを使ってのオンラインでの開催となりました。同国際会議においては、世界各国の参加者により、42件の口頭発表が行われました。江口教授は、「A High Voltage Multiplier Using Stacked Hybrid Cockcroft–Walton/Dickson Multipliers」(著者:江口啓教授・福岡工業大学、学生・福岡工業大学院電子情報工学専攻、石橋孝昭 准教授・熊本高専、Farzin Asadi 教授・マルテペ大学(トルコ))という論文題目で研究発表を行いました。その結果、研究内容の深さと実験内容の完成度の観点から、江口教授らの論文が、Best Presenter Award に選ばれました。本研究において江口教授らは、スタック構造をもつ新しい高電圧発生回路のトポロジーを提案し、実験によってその有効性を明らかにしました。提案の高電圧発生回路は、従来の高電圧発生回路よりも立ち上がり時間を約60%短縮できるため、水中衝撃波を利用する非加熱食品加工用装置などの高電圧発生源として利用できます。
今回の受賞に当たっては、共著者となっている大学院 電子情報工学専攻 の学生の貢献が大きく、実験回路の作製とデータ測定を担当してくれました。受賞理由から明らかなように、本研究で得られた実験結果の完成度が、今回の受賞へと繋がりました。今後も教員と学生が協力し、江口教授の研究室から、素晴らしい研究成果が出ることを期待したいと思います。

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