一般社団法人 日本機械学会九州支部主催の第52回学生員卒業研究発表講演会が、2021年3月9日オンラインにて開催され、本学工学部 知能機械工学科4年の学生の講演が、『優秀講演賞』を受賞しました。
この発表講演会は、若手の学生が学会発表の経験を積むことにより将来の機械技術者・研究者の育成に寄与することを目的として学部4年生を対象に卒研発表を行うもので、優れた発表を行った学生が「優秀講演賞」として表彰されるものです。今回受賞した研究テーマは「複合現実デバイスを用いた機械設計・製図教育支援システムの構築」 です。
「複合現実デバイスを用いた機械設計・製図教育支援システムの構築」
現在、日本では新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各教育機関において遠隔授業が実施されている。それに伴い、仮想現実(VR)や人工知能などのデジタル技術を用いた新たな教育手法が開発されているが、本研究では、機械系学科で学ぶ機械設計、機械製図科目の授業時に必須となる、受講生の3次元空間認識力を向上させることが可能な機械組立練習システムの構築を試みた。複合現実デバイスの一種であるMicrosoft HoloLens2及び3Dアプリケーション開発用エンジンであるUnityを用いて、仮想空間上で複雑な形状を有する仮想物体(Object)組立の練習が行えるアプリケーションを構築し、機械設計及び製図の授業に適用可能か検討を行った。
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