2021年02月04日(木)『新聞コミュニケーション大賞2020』の表彰式が行われました。
このコンクールは、西日本新聞社と福岡工業大学が締結した包括的連携協定に基づく連携事業として始まり、今年で7回目。学生が関心のある新聞記事の中からテーマを決め、家族や友人たちとコミュニケーションを取りながら自己の考えを深め、文章にまとめるもので、今年は840編の応募がありました。その中から、「新聞コミュニケーション大賞」・「福岡工業大学賞」・「西日本新聞社賞」・「西日本新聞印刷賞」「優秀賞」の計29名が表彰されました。
新聞コミュニケーション大賞
西日本新聞10/22付記事「19歳が発したSOS」
選挙権年齢、成人年齢が18歳に引き下げられるが、飲酒や喫煙などは20歳以上のまま と、大人と子供のはざまで、社会との距離が生まれやすく苦悩する19歳の記事について、それを解決する手段としてSNSの活用を挙げ、その有効活用のためには情報リテラシーを身につける必要がある と提案している。 福岡工業大学賞
西日本新聞10/22付記事「“紳士淑女”やめました」
日本航空の「紳士淑女の皆さま」という機内アナウンスが性的少数者に配慮して変更された という記事について、SNSを通じて米国人トランスジェンダーと連絡を取り意見を聞いた。取材により筆者の視野は広がったが、当事者のすべてを理解できるわけではなく、現代では複眼的視点が必要であると述べている。 「西日本新聞社賞」
西日本新聞10/26付記事「宗像市議選当選者」
筆者は生まれて初めて選挙を経験した。2人に1人しか行かない投票率。どうしたら投票率を上げ、政治参加の機会を高められるか街頭に立つ市議会議員と意見交換を行い、政治参加の必要性を考えた。投票率を上げるために気軽に投票できる投票場運営や郵送投票を参考にするなどを提案。 「西日本新聞印刷賞」
西日本新聞11/6付記事「“母乳バンク”広がる」
「母乳バンク」という聞きなれない言葉に興味を抱いて記事を選んだ。母乳バンクは、母乳が出る女性が母乳を寄付し、必要とする新生児に届けるしくみ。筆者は母親と意見交換を行い、ドナーミルクがわが子に母乳をあげることが出来ない母親の精神的不安の解消にもつながっていることを確認した。拡充するために認知度、イメージを高めたい。
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