医工連携人材育成の取組・情報システム工学科徳安研究室
本学と大分大学は、それぞれが得意とする最先端の医療と情報工学の知見を融合させ、AI(人工知能)を活用した未来の医療イノベーションを目指して「包括連携・協力協定」を締結しています。
今回、連携協定締結後、初となる医工連携教育として、10月16日(金)と10月23日(金)の2日間、本学情報工学部情報システム工学科 徳安研究室のメンバー6名が大分大学医学部を訪問し、内視鏡外科手術に関する事前教育や手術室内での腹腔鏡下胆囊摘出術を見学しました。
徳安研究室では、これまでも大分大医学部と連携して研究を進めており、学生もその研究の一端を担っています。連携協定締結ののち、医工連携研究に携わる本学学生達がより具体的なイメージを持てるようにと、大分大医学部の猪股雅史教授から手術見学のご提案があり、今回の手術見学が実現しました。
現地ではまず外科医が動画を用いて腹腔鏡下胆嚢摘出手術を解説し、手術シミュレータや術前診断機器の体験学習を行いました。また大分大学医学部の先生方に対して、本学学生たちがそれぞれ卒業研究の進捗報告を行い、若手外科医から多くの質問や意見を頂きました。実際の手術見学では、初めて目にする国内最高峰の医療設備の元行われる手術に大変なインパクトを受けながら、色々な質問をしながら見学させて頂くという大変貴重な経験をしました。
学生たちは、「自分たちの行っている研究と実際の医療現場が初めて実感を持って結びつき、全体像がつかめた」「自己の研究の課題が明確になり、より研究への意欲が増した」などの感想を述べていました。次回は来年1月頃、AIシステム臨床研究での立ち会いを予定しています。
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